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書道 直庵(筆耕所)

金が成る

屋根形には 寄棟 切り妻 入母屋 の三種あれど 予 入母屋を好む
この形 大陸より伝わりしとおもへども 我が国の洗練されし感性のもと 柔和にして伸びやかなる形として発展してきたる
我が国最古の木造建築としてその名世界に轟かせたる法隆寺におきても その高度なる建築技術は瞠目すべきものなり
中門及び金堂の屋根 これ入母屋なり
五重塔の重厚さ 他に類を見ぬ

 柿喰はば金成るといふ法隆寺 
           丹人

  五重塔をあふぎみて
 ちとせ あまり みたび めぐれる ももとせを
 ひとひ の ごとく たてる この たふ
                会津八一

 

コメント一覧

あかひと
京都なればこそ
ももり姫 お晩にござる

姫知らずと申せど 京都は美の一大宝庫にして その数 無限にあらん 

たまたま訪ねし京都駅は観光案内所にて永観堂のポスターを見たるがゆへに知りたるものなり

姫がつるはし持ちて振り回すとききて彷彿とするはミレーの絵なり 晩鐘 落ち穂拾い そして 姫がつるはし・・・(それはないか!!)
山口ももり
yamaguchimomori@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
天女を連想してくださるんですって??その、大胆な視野の広がりが次々と名句のパロディーを作れる原動力なんでしょうか。ススキを刈るんじゃなくって、根元から掘り起こそうとつるはし振り回しているんですよ。京都に住むももりですが、見返り阿弥陀さんって知りませんでした。案外、地元の人間の方が知らないってことは多いんです。
あかひと
檜原湖とおぼゆる
◇ももり姫

 峠より南を望む景色なるに湖は檜原湖でなかりしか 左奥の山は磐梯とおもほゆ

これ 福島を越え山形を訪ねし時の画像なれば 予が住む友部にはあらず

さて つるはし振り回しススキ刈りを楽しむ姫 ススキが原を舞う天女の如くあらんとぞおぼゆる
山口ももり
yamaguchimomori@ybb.ne.jp
http://www.geocities.jp/wgwxw444/
絵のこと褒めていただいて感激。遠くに見えている湖はなに湖でしょう。友部って全然知らない土地です。行ってみたいなあ。丹波高原の秋もそりゃあきれいなんですよ。ススキがいっぱい。ところが、この美しいススキを、ももりは憎むこと、憎むこと・・・だって、あっという間に畑はびこって、どうしようもない。掘っても、掘っても、根は頑強です。65才にもなったももりが、つるはしを振り回してススキと戦っているザマを想像してください。
あかひと
時は移れど
◇ep-mode氏

 氏の仰せのとおりなり 1300年前の建築群 現代の建築物と比して劣るところあるや いかに機械化 電化 効率化 高度情報化 進むといへど 人間のなすこと 変わりあるや 

 いや逆に退化しているやもしれぬとおぼゆるが如何
あかひと
うらやまし
◇善人氏

 奈良に住まふ氏なれば事ある毎にこの寺にも訪れしこと いとうらやまし 

 予 梅原猛が著「隠された十字架」かつて興味深く読むを思いだしたる
ep-mode
伝統美
歴史ある建物を見る度に、その美しさに目を奪われています。

建築技術の高さとデザインの素晴らしさが高度に融合しています。
酒徒善人

http://syutozennin.blog.ocn.ne.jp/e411y/
写真見て、なんかこの間見ただけの景色やのになぁ~って思ったのですが・・・

正解の鐘が鳴ってしまいました。

今、梅原猛「塔」を読み返していました。

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