花菖蒲「北斎展」の前章に
万緑の眩ゆプルシャンブルーの壁
「赤富士」に群がる人や茂りめく
九州国立博物館で開催中の、特別展「北斎」。
12日で終了となる。
まだまだ先の事、まだまだ間に合う、いつか行ける。なんてぐだぐだしてたら、後三日!
土日は、大変な混雑が予想される。
今日しかない!
孫たちの夕飯つくり、免除。お泊まりも明日。
じゃ今日でしょ。
という訳で行って参りました。
久しぶりの、国立博物館。
「印象派展」以来。三年ぶり?四年ぶり?
蒸し暑くなった午後だったけど、日差しもあまりなく、まだこれくらいなら、外出も苦にはならない。
30分弱で、博物館最寄り駅の太宰府到着。
この参道も久しぶり。いや、孫の席書大会展示作品を見に、夫と訪れた。太宰府天満宮の境内に展示されている…あれは一年半前。まだコロナ禍の最中、驚く程人が居なかった。
今日は、随分人出が多い。ウィークデーでこれほどとは。
博物館も、予想以上の人。
入場は、それなり衛生面など、細やかに配慮されてる印象。
アルコール消毒当然。検温もセンサーで確認。お姉さんがきちんと見守る。
受付も、距離を置いて。
長いエスカレーターで、会場へ。
入場券の下をちぎって渡され、いざ。
あー、凄い人。いきなりの展示品は、富嶽三十六景の「凱風快晴」(赤富士の方が馴染み)「神奈川沖浪裏」(あのビッグウェーブ)
に人人人。一向に前へ進めない。
係の人が、空いている所から、ご覧ください。又戻る事も可能です。と何度も叫ぶ。(叫んじゃいないが、必死な感じ)
誰も耳かさない様子。後ろの方たちが、ヒソヒソ。「空いてる所なんてないよ。」
あっそうなんだ。
じゃ諦めよう。一人で来るとこんな時楽だし便利。気兼ねなくカット。ちょっと惜しいが、人混み押し退けるなんて、絶対無理だし、とりあえず肩越しチラリの「赤富士」思ったより小さい。
次行きます。どこも凄い人。遠目に観るしかないか。
いいのだ。この雰囲気だけで。
北斎さんの絵がグルリとあるだけで。
唯一撮影許可の、「日新除魔図」
長生きした北斎。83〜84歳の時期に、毎朝魔除けの為に、獅子を描き続けたという。
神社の狛犬みたいな、お正月の獅子舞みたいな。
日付が書いてあるから、家族の誕生日のを撮る(笑)
ないのもある。残念。全部は撮れなかった。
美人画も、あまりじっくりは観れず、とにかく人に酔うので、早々に退出してしまった。
冷房はそこそこ効いていたはずだけど、じんわり汗。
帰りは、参道のスタバに寄り道。
一人カフェも気楽。
スタバは、一昨年の時よりは多いものの、満席ではない。助かった。
スタバのお姉さん、私の手元のパンフレットを見て「北斎」展行かれたのですね?混んでたでしょう?と聞く。
そうなんですよ。予想以上で疲れましたー。
と言えば、明日明後日は、更に凄い人出らしいですよ。
ですよね、今日で良かった。スタバで、フラペチーノ食べれるなら良いではないか。(目的がなんだか、わからなくなる(笑))
この後、もう一つの目的、梅ヶ枝餅を、家族への土産として八個買って帰路に着いた。