蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

秋時雨

2022-10-24 23:23:00 | 日記














       秋時雨色づき初むる山査子の実















       「長っ」と子よく喋る婆秋の雨



















       紅茶濃し気になる南瓜嫌いの子














       ミルク入れ紅茶薄めて暮の秋



本日は、土曜に運動会、月曜日休校となる下の孫を半日預かる日。

朝は秋晴れだったが、にわかに曇り雨が降り出した10時頃。
この地特有の、時雨日和のようだ。
秋から冬は、こんな天気が多い。
秋が深まり、気がつけば後一週間で、11月!

雨が止んだようなので、11時前に、孫を迎えに行く事にした。

空は鉛色、背振の峰々は厚い雲に覆われて見えない。
孫のマンションに着く頃はまた降って来た。

まだ身支度をしていない孫。
ちょっと待っててね、とあまり急ぐ風でもない。こちらも今日は、何も予定も立てずこの子に合わせるつもり。

やっと支度をして、玄関を開けると、なんと青空と山々が見える!
良かったね、雨止んでる。

車の中で、運動会の話を聞いたり、土日の事を話したり、後なんだか忘れたけど、ずっと喋り続けるばあばに、孫娘、クスクス笑ってる。
えっ?どうした?と聞くと、「ばあばの話、長っ!いつ終わるのかなぁって(笑)サザエさんみたいにお喋りだねぇ。」
思わず絶句。
サザエさん級にお喋り!
初めて言われた。その例え、凄い!いただきます。俳句にしたい。
と孫に言えば、またケラケラ笑う。
四年生ってこんなだっけ?
上の孫とは、また少し違う。
マイペースで大人しい、あまり自己主張しない子。一人遊びの方が断然好きで、今まで一度も友達を、連れてこない。又遊びにも行かない。

楽なんだけど、ちょっと子どもらしくないのかな?内気すぎない?なんて心配したけど、なんか嬉しい。

久しぶりのじじばばの家だけど、慣れたもの。
勝手にいろいろやるのも、安心。
昼食も、ばあばが作るのなんでもいいよ。美味しいもの。
と嬉しい事を言う。

どこか行きたいところとか、買い物ある?と聞けば、「ばあばの買い物に着いてく。できたらドトールへ行きたいかな。」

お安い御用。
一時半出発で、スーパーとドトール。三時には帰宅ね、夕飯早めに作りたいからと、ばあばの要望にいいよ、と言う。

雨が上がり、青空が広がった。庭の山査子の実が赤くなり始めた。
もう少しすると、更に青空に映える真っ赤な色になる。
山査子は、歳時記によると、「山査子の花」が春の季語。
「実」は、秋の季語として載ってない。こんなに綺麗な色鮮やかな実なのに。

買い物を済ませ、ドトールへ到着。駐車場はがら空き。
月曜日って、こんなに空いてるんだね、と孫娘。土日や祝日しか知らないものね。

いつものアイスココア、と孫。
私は、カボチャのタルトとホットティー。

孫は、上の子もそうだが、カボチャ嫌い。
どんな料理もカボチャはダメらしい。
じゃどうするの?ハロウィンや冬至は?とまた変な質問するばあばに、「食べないよ。」と一言。(笑)ハロウィンは、カボチャお化けで、別にカボチャ食べないしなぁ、と気づく。

三時はあっという間。急いで帰宅する。
早く夕飯作って帰らないとね。お姉ちゃんが帰って来る前に。

と早速夕飯作りに取り掛かる。
孫は、得意のコミックの登場人物の似顔絵描きを始める。
随分上手になってる。
じいじに褒められてる。以前はじいじばあばが見ると、さっと隠したものだが。いまは堂々として描き続ける。

ほぼ時間通りに、夕飯弁当仕上げ、さて帰りましょう。
とスマホを見たら、30分も前に、上の孫からLINEが入ってる。
もう帰ってるよ。と。
あらら。間に合わなかった。
荷物を積んで、下の孫を今度は急かすように、家を出た。

マンションに着けば、土日に泊まらなかった上の孫、なんだか逞しく見える。
ご飯炊いてるよー。(お米研いで炊飯器スイッチ入れた、という事、普段は早く下校の妹、下の孫の仕事らしい。)
この一年で、孫たちは、随分逞しく成長したな、と婆バカなばあばは感心する。
頑張ったね。と言えば、上の孫、ばあばの顔久しぶりに見た!副反応はもう大丈夫?
と大人みたい。でも、土曜は泊まるよ!それから文化の日の前日の火曜日も!楽しみ〜。

あー
そうだね。良いよー。やっぱり子ども。それもまた安心。







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