蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

石蕗の花

2024-11-14 19:53:00 | 日記
























       ゆるゆると 過ごす半日 石蕗日和





















       インディアンサマー 庭隅に 石蕗明かり

















       あまねく日ざし 小春日の 午後の窓

















       空気読まぬ 夫いそいそ 林檎狩




   雨催い やや固きなり 冬林檎





今年も、地区のサークルのりんご狩に参加の夫。
朝から(昨夜からリュックなどの持ち物は万端用意して)準備に余念がない。
服装も、何やらこだわりがあるようで、ベランダで洗濯物を干す私に「これでいい?変かな?ベストの上にもう一枚、ジャケットがいると思う?」

最初のうちは、「今日も日中は暑いくらいになるだろうし、バスだし、ダウンベストに又上着は暑いんじゃない?」なんてきちんと答えていたけど、なんやらかんやら、しつこい(笑)

こっちの色の方が合うかな?
どう思う?

なんでもよろしい。なんなら迷っているもの全部着ていけば?
と内心イライラ。

こっちとこっち、どっちかな?

は〜…もう!💢
「あのね、それ 日本一どうでもいいコト!」
いつもいつも、こちらがどんなに忙しい時でも、自分本意で我が用事を優先させようとする。

(この場合、それほど私は急いではいなかったのだが、過去のあれこれもよみがえり(笑))
つい出た言葉。言った本人が一番びっくりした。
夫「日本一…どうでも…確かに。」と言う。

気が済んだのだろう。
最初のいでたちで、じゃ行って来ます、とるんるん出かけていった。

夫がほぼ一日(五、六時間だけど)居ない。
最近は、割と家に居て、地区の仕事をすることが多かったので、久しぶりの一人居。
買い物にちょっと出るけれど、ほんとに買い物だけで(笑)すぐ帰宅。

なんだか空気が違う。伸び伸び〜。
昼食も、なんなら食べなくても、お菓子でも良い。

石蕗の花がいつの間にか咲いて、もう枯れているものもある。

空は真っ青。立冬も過ぎたのに、最高気温23〜4度の日が続く。

インディアンサマーは、小春日和とは、少し意味合いがちがうけれど、この空の青さはなんとなくこちらの言葉を使ってみたくなる。

夕方四時に帰宅した夫。
くれぐれも沢山買って来ないで!との妻の要望に答え、ほんとに少しだけのりんご…と何故かみかん、柿…?
とても楽しかったよう。

明日から二日ほどは雨予報。

さすがに、自称晴れ男。
天気にも恵まれた良き一日。
(林檎は、秋の季語。なのだが、俳句もかなりの陳腐、このままでお許しを🙇‍♀️)

(冬林檎の句を本日追記👵
昨夜、雲隠れの月を垣間見たものの、みるみるあつい雲に覆われて…
お土産林檎は、なんだか固くて正直あまり美味しくない。
りんご園の店主曰く、今年は鳥の被害で不出来なのだそう。)





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