蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

夜半の秋

2022-09-22 14:27:00 | 日記
昨夜の事。仕事帰りの娘、珍しく、家に上がりしばらく母娘でお喋り。
お腹空き過ぎて家までもたないから、なんかつまみ食いさせて。がほんとのところ。

キッチンカウンターに、夏のいただきものの、菓子の箱ふたつ。

ひとつは、モネの「日傘をさす女」クッキー入りだったが、すでに完食して、違うお菓子(名月さんに配ったお菓子の残ったやつ)

もうひとつは、もち吉のお煎餅。
迷う事なく、娘、もち吉の缶箱を開けて、いただきまーす。と。

福岡県民が愛してやまぬ「もち吉」間違いないね!などと言いながら。
へぇ〜そうなん?
私は正直、このお煎餅があまり好きではない。(だからいまだにいっぱい残ってる💦)
関東出身の者は、煎餅と言えば、草加せんべいのような(わかりますでしょうか。)硬くて、厚くなく、薄過ぎず、醤油味がベスト(だけど、ザラメや胡麻も良い。)
この、もち吉の厚みのある、やわやわ、ふんわり的ななんとも言えない食感のまどろっこしさ(個人の感想です🙇‍♀️)が嫌というか、慣れないというか、あー!こんなの煎餅じゃない!💢
と思ってしまう。思うだけじゃなく、口走る。悪態をつく。そして、娘と夫にドン引きされる。のだが。

ところが、娘、もち吉の優れたところを講釈しだした。

この缶。これが欲しくてもち吉を買うっていう人もいるくらい。
これ、この大きさ、形、なんでも入る優れもの。ハガキや重要書類、薬…いやもっと大事なものでも。
何故かわかる?この缶(蓋をして)水に沈めても、中に水が入ってこない。凄くない?
と来た。
えーっ?ほんと?
本当なら凄い、見なおした。(笑)
うーん、缶はそうか、知らなかった、初耳。優れてるのかも。

でも、私は中身、煎餅が…ねぇ。
まぁ好みは、人それぞれ。

あまり悪口言うと、娘、夫、そして福岡県民全てを敵に回す。

たまには食べますよ。お腹空いてたまらない時とか。分厚いから一枚でもお腹いっぱいになるからね。😬

娘は、3枚ペロリと平らげ、2枚貰ってくね〜と、帰路につく。
曲がり角で、又ね、のハザードを三つ点滅させて。

月の出が遅い。冷え込む夜。 虫の音がいっそう大きくなってきた。
秋が深まっていく。


 




















      菓子缶は夏の名残や夜の長し






(ネットより。これは可愛いイラストの箱✨)






       夜半の秋煎餅論議きりもなし














       角曲がるハザード三回星月夜








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