四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。
週末の 部活帰りの 桜狩り
花の下 しづかにはしゃぐ あね妹
桜満つ そろそろマスク 外そうか
華やぎに 潜む淋しさ 夕桜
あっけらかんと 白菜の花や 春
花大根 俳句はなべて 走り書き
野心など ありませんよと たんぽぽ黄
鈍空や それでも桜 満ち満ちて
坂道に 優し風来る 夕桜
まっすぐな 雨音ひと日 春分の日
彼岸参り ピンクを添える 団子かな
ランチはモス レトロなる壁 桜雨
ゆかしきは 乙女椿の うす桃色
喇叭水仙 母が苦手な 長女かな
春彼岸 夫は自称 晴れおとこ
そよともせず 薬師堂の 雪柳
陽光の 色となりたる 菫かな
犬ふぐり 地球支えているものは
踏青や 柔らかにする 前頭葉
今ひとつ 馴染まぬ靴よ 青き踏む