蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

昨日は

2023-03-09 11:14:00 | 日記













       朝月の 分身めきて 白木蓮





















       白木蓮 咲いてひとりの ティータイム















       飛行機雲 ほどけ交差して 日永












       苺大福 部活の姉を 待つ妹










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黄砂

2023-03-07 20:27:00 | 日記














       霾曇り 力尽きたる 梅の蕊



   黄砂来る 耳納連山 隠したる


















       人思う 白さに水仙花 咲けり


















       金盞花 夕陽優しく なりにけり



買い物へ行こうと、車庫の前で気づいた。
空の色が濁っている。
「黄砂」か。
しばらく走り、フロントガラスの先の山々が見えないことにも、気がついた。
花粉に黄砂。
洗濯物は、花粉症発覚時点から外へ出してないけど…。

部屋干しは、どうも好きになれないけれど、もうこれは当分、外干しは諦めるしかない。

我が家の、花壇の花たちが、遅ればせながら、少しづつ咲きはじめた。
水仙と、金盞花。
もうすぐ黄水仙も咲きそう。

白梅は満開。そろそろ盛りを過ぎる。
一輪、そのままの形で落ちていた。

紅梅は、七分咲きといったところ。
青空ではないので、なんとなく残念な写り具合。

白い水仙が咲きはじめた。蕾もいっぱい。楽しみである。


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小さな春

2023-03-06 22:43:00 | 日記










       たんぽぽを 見つけたら 初めの一歩



   蒲公英や 全きまん丸 真っ黄色


















       夕風や シミもあります 春障子














       春の風邪 ぶっきらぼうに 礼言うて







昨日、孫娘をマンションへ送った時、めんどくさそうに、玄関のドアを開け、孫に何やら、忘れ物をした小言を言い、後は、夕飯を作りにさっさとキッチンへと、引っ込んだ我が娘。
私には、一言もない。

孫に、「おこりんぼだね。帰って早々、嫌になるね。」と慰めバイバイしたが。

実母だから、礼など言う必要ない…ではなく改まって礼を言うなんて、照れくさいでしょ、いつも心の中じゃ感謝感謝でいっぱい。
なんて、いつか言ってたけど。

子どもをおかえり、と迎えてやらない母親なんて…と腹が立つやら、孫が不憫やら、
そちらが気になっていた。

今日、夕飯を届けると、孫娘が「昨日はね、夜中お母さん、きつそうだった。咳も酷くて…。」
あっそうだったのか。

娘にも孫にも、見当違いな考えで、一日いた事、よい年をして狭い了見を悔いた。

夕方、冴えない顔色で力なく、ただいま、すぐ帰るから、と玄関で声をかける娘。

車まで追いかけ、「具合悪い?
⚪︎⚪︎が心配してた。」
と言うと、
今朝、出勤前、耳鼻科で診察して薬もらったけど、あまり良くなってはいない。
でも⚪︎⚪︎が、お母さんのそれ、ばあばに似てる症状だよって言ってた。
ばあばもきついんやろ。
ごめん、ありがとう。

はっと思う。
孫娘は、母親とばあばの両方を気遣い、こどもなりに言葉を選び、結果的に仲を取り持ってくれたようだ。

ばあばが、我が娘、孫の母親を時に悪く言うのを(言い訳として、孫を理解しなかったり、頭ごなしに怒る事に対してなのだが。)
この子はやはり気に病んでいたのだろう。
わかっちゃいるのに、駄目なばあばである。

娘の車を見送ると、満月がほんのりとあがっている。(月齢は、13、8歳、明日が実際の満月。)
早く娘の体調が良くなりますように。

昼間見つけた、我が庭のたんぽぽ。
村の役員の仕事で忙しい夫。
それまでは、毎日にように庭の草取りをしていたけど、この1〜2年は、行き届かない。
おかげで、雑草もはえるけど、たんぽぽやドクダミが、沢山咲くようになった。
喜ばしい。
長男の嫁としては、草取りもしないなんてひんしゅくものだけど。

とにかくそこら中にたんぽぽが、咲くのは嬉しい。

夕方の、春の柔らかな色合いの障子も好き。
ちょっとシミがあるのが、気にはなるけど。





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啓蟄

2023-03-05 23:13:00 | 日記













       啓蟄や なんとはなしに 社に詣で















       花手水 桃色よけて 掬う水



















       白つばき 風に濃淡 ありにけり












       カラカラと 絵馬の心願 春の風

 












孫娘を、友だちとの待ち合わせ場所の、JRの駅へ送った後、近くの神社へ向かった。
ここは、コロナ禍以降、孫娘たちと毎年花見をする場所。

それまでは、娘が運転する車で、一時間かけて、人気の桜の名所へ行っていた。
人出も多く、その上ちと遠い。
桜はそれは見事だったが。疲れて苦痛になりはじめていた、が本音だった。

コロナで、すっかり花見の場所も変わった。
それほど見事ではないけれど、こんなに近場でちょうど良い。
桜はそれ自体、どこにあっても、並木じゃなくても美しいから。

で、偶然見つけたこの神社の桜。意外にも沢山あって、去年は人出も多くなっていた。
ほか弁や美味しいパンや、近くのドトールで買ったドリンクなど飲んだり食べたり、場所取りも難なくできるし、ささやかにまったり楽しめた。

話が逸れた。

この神社。今は何も花なども咲いてはいないけど、一人散歩に適している。
石段は、意外に急なところもあるけど。
本格的にウォーキングをする気にはなれない今日。
せめて神社詣でして、あわよくば花とか写真におさめて。と。
石段を上がり切り、手水舎に目を奪われる。
こんな風に、桃の花が置かれ、横の大ぶりの壺には椿が活けられている。初めて見る。この季節はいつもこんな風にお洒落なのだろうか。
花手水とは言えないのだろうけど、桃色の花びらが浮かび、可愛らしい。
水面は風が吹くたび小さく揺れて、花びらが流れるさまに見惚れる。
なんて素敵。柄杓で、花びらを掬わないように気をつけて…
手を洗う。
(俳句は、桃の花としないで、桃色とした。季語なしの自己満句であります。)
椿も、白はこちらではあまり見かけない。
得した気分。
来て良かった。

本堂にお参りして、絵馬を見る。
沢山ではないけど、風に揺られてカラカラと音を立てる。なんだか心地よい音。
青空が綺麗、だが風は冷たくて、16度ほどの気温も、体感はもっと低い。
こちらの本堂は、山の上にある。
余計に風が強く感じる。
ゆっくりと降りて、帰宅した。

歩数は、やはり3000歩も満たなかった。
だけど気のせいか体調が昨日よりマシになった気がしている。

ご利益あったのかな?
お賽銭は少なかったけど。🙇‍♀️


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一日遅れの雛祭り

2023-03-04 22:39:00 | 日記










       はまぐりの 腕に昨日を 戻しけり



























       過ぎし日は 美しきもの 朧の夜














       春北斗 背なに張りつく 寒さあり



   冷え性の 吾に子の手の あたたかし







今日は、孫娘がお泊まりの日。
大好物の、蛤の吸い物と、孫に伝授された鶏肉のレモン煮を作る。

一日遅れの、心ばかりの雛祭り。
ケーキを買って…。
ほんとは、このケーキ屋のカフェで、プチパーティーを、と思っていたけど、書道教室が、30分強長引いた。

カフェコーナーは、四時半まで。
間に合わなかった。
ケーキを買って帰り、デザートにと決める。
(写真を撮る前に、チョコケーキを食べてしまった孫。私の苺パフェだけしか取れなかった💦)

今日は、また何だか体調が悪い。
目の痒みやくしゃみ鼻水は治ったけど、頭痛と喉痛が辛い。
やっぱり風邪か?
でも熱はなし。
一日中思考が定まらない。
憂鬱な気分で、ちっとも前向きになれない。
背中がずっとゾクゾクして、手が冷たい。

孫が心配して、手を握る。温かい。

過去の雛祭りの写真を、ちょっとアップした。
2019年。スチール製の雛壇は重くて組み立てを断念。
雛壇なしで、お雛様たちだけを飾る。
この年が最後。
そして、去年の今頃、隣町の保育園へと送り届けた。
きっと、賑やかな園児に囲まれて幸せでいると思う。

孫たちの写真は五年前。
テーブルのちらし寿司やお吸い物。盛り付けの雑なこと。(笑)
でもあの頃の、無垢な子たちの笑顔はなにものにも変え難い。

子は大きくなり、私をはじめ、まわりの大人は皆年老いた。
どうも今日はマイナス思考💦

朝の、変な夢もちょっとだけ影響してるのかな。
まだ覚えてる。
時々見る、目的地になかなか着かない。
何とか着いたが、飛行機の時間に間に合わず。
乗れない…というのは初めてかも。

明日になれば、忘れちゃう。きっと。





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