蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

新樹光

2023-05-10 10:56:00 | 日記










       夏暁の 覚めやらぬ夢の 吉か凶


















       新樹光 透けるかの日の ガラス瓶














       街路樹の 緑はつらつ 夏は来ぬ


















       緑の夜 闇満ちてきて 道遥か



よく夢を見る。
明け方の夢は、目覚めた直後は鮮明に覚えている。
楽しかったり、愉快な良い夢なら幸せ気分に浸れるけど、逆の場合が圧倒的に多い。

2月頃から、目覚めの悪い夢を時々見るようになった。

目的地に着かないもどかしい…プラスあまり好きではないと言うか苦手な💦人物(こう書いたからには絶対に、誰かは言えなくなった(笑))
けれど、その数日後あるいは割と近い将来、その人関連の悪しき事態が来る。不思議。
私は霊感などない。夢占いも、眉唾くらいにしか思ってない。

でも、心の隅で気になっている人…という共通点。
今が幸福に暮らしているのかわからない…(とは私の主観ではあるけど)などの思いからか。

しかし昨早朝の三人目の方は。

どうか幸せで健康であってください。私の単に懐かしさが見させた夢、ということであって欲しい。

そうそう。あまり夜更かししてないで「早く寝なさい」と天のおつげ💦かもしれない。

二日続いた激しい雨が上がったこの日。
五月晴れの、雲ひとつない空は清々しいばかり。

私の部屋の出窓には、3年前、コロナ自粛、学校休校の2ヶ月余りの日々に、孫が作った 小瓶に詰めたドライフラワー。
あの頃、ハーバリウムはじめ、いろんな工作にはまった、当時小5の孫娘。
イラストや模型などとにかく、細かい作業が好きで、日がな小さな手を動かしていた。

半分は、処分してしまったけど、私好みの可愛らしいこの小瓶は、私の部屋に。
ウッド仕様の立体模型は、三つだけ、下の孫たちの部屋に飾ったまま。
あの頃に戻りたいなど、当然微塵も思わないけど、あの頃を子どもなりに懸命に、暮らし、歩んだこども達がとても愛しい。

寒くもなく暑くもない、エアコン不要のこの時期。
夕方散歩も、心地よい。 
一番好きな季節に変わりはないが…何故か心のどこかに小さな不安がひそんでいる。

そんなお年頃。(笑)




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青葉寒

2023-05-09 01:16:00 | 日記









       どくだみ一輪 早緑のその中













       下校子を 待ち草臥れて 青葉寒


















        暮れゆく空 地上さやさや 若葉冷





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ゴールデンウィーク終わる

2023-05-08 01:09:00 | 日記
























       ピザのみみ 焦げも良きかな 風薫る







































       緑雨かな ライトアップの νガンダム













       初夏や 母娘の大盛り海老フライ












夕方、孫娘からLINEが来た。
「これから、家に帰る。
雨が凄かったけど、楽しかった〜。」
「あと、三日と六日の写真送るね。
旅行はできなかったけど、毎日出かけて楽しかった。
友だちとも、結局二日間、スケジュールが組めて良かった〜。」

泊まりがけの旅行の予定がないのが不満だったが、結局行きたい所へは、家族と、あるいは仲良しと、天気は二の次に出かけられた。満足のゴールデンウィークだったよう。

ららぽーとの、等身大のνガンダム。
ライトアップも美しく、時々腕や首が動くそう。

この日は、一日中激しい雨で、車で母娘で出かけたのだが、帰宅するまで少し心配していた。

帰宅してからの、写真送信。
安堵もしたけど、
あ〜ガンダム見たいなぁ…と思うばあば。
ガンダム立像設置は、いつまでかはまだ未定だそう。

早く行かないとね。


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昨日のこどもの日は

2023-05-06 23:07:00 | 日記


























       白鷺の 小流れのぼる 細き脚


















       街薄暑 マスク外して 闊歩の子



















 





       りんご飴 「カットできます」 夏来る





















       コーヒーの お替わり勧められ 長閑





     雨降らずが 佳しとする婆 こどもの日



昨日のこどもの日、予報は雨だったが、曇天ながら、夜まで降らずに、たまに薄日のさすまずまずの天気だった。
前日から泊まった孫娘二人。

当日まで、どこへ行くか何をしようか、など未定のまま。
「電車でもいいの?それとも車?」
どっちでも良いよ。二人が行きたいところ、どこでも。

迷いながら、じゃ電車で行けるところ!都会じゃなくて、でも田舎過ぎてなんにもないのは嫌だなぁ。
できたらあまり混雑しないところ、いっぱい歩けるところ。景色が楽しめて、レトロな感じのとこ!

じゃあ、天神とか博多は辞めよう、久留米方面が良いと決める。

とはいえ、昼頃出発、四時くらいには帰宅したいと、とくに下の孫の要望もある。
久留米より先は、ちょっと難しい。(実は私は西鉄沿線の、下り方面は良くわからない💦)

で、久留米の一つ先の「花畑」で降車。
久留米駅に歩いて引き返し、帰宅を頭の中で描く。

「花畑」という駅名に中2の孫は、良い名前だねと言う。
なんだか嬉しい。
孫は、スマホのナビを見ながら、久留米駅を目指して歩き出す。
(ナビなんか見なくても、隣の駅(笑)デパートやビジネスホテルが、もうすでに見えてる(笑))

でも、道草食ったり、横道逸れたり、ちょっと迷うのも面白い。

途中、ばあばもあれっ?ココはどこ?と、ヒヤッとしたり、
ようやく見慣れた、というか10年ぶり、いやもっともっとむかしに来た久留米の公園や商店街に、たどり着き、内心安堵。
(陽射しはあまりないけど、気温は高く、ここまででじっとり汗ばむ。)


娘(孫たちの母親)が高校生の頃、良く来たこのアーケード商店街。
岡山に引っ越した、我が大親友が、この近くのマンションに住んでいた頃も、ブラブラした記憶がある。

今やほとんどがシャッターを下ろし廃れてしまった。

それでも多分、コロナ禍を経て少しづつ、活性化し始めてている感じ。

そのアーケード街に沿った小川の、白鷺をしばらく眺めてから、商店街を歩く。
意外に気に入った様子の孫たち。
この子たちには、アーケード街は、大体こんな感じと思っている風でもある。

りんご飴屋さん発見。
食べたい!と孫。
「写真撮っても良いですか?」と尋ねると、「いいですよー!宣伝してくださいね。」と店主。
「はい!致します!」と適当な返事するばあば。(笑)

カットしたりんご飴、シャキシャキとした歯ざわりと、良い香り、想定以上に美味しい!

マスクを外して歩く。

人どおりは、やはり少なめ、孫は思った以上に、喜んでいる。
レトロな感じで、ここ良いね!好きだよ。久留米って想像と違ってた。という。

駅に着いて、一休みは、今日はスタバよりミスドの気分、と言う。

久留米のミスドもかなりのお久しぶり。
新装開店してまだ間もないようだ。
狭くなったけど、昔と比べ随分お洒落になった感じ。

一番嬉しかったのは、店員のお嬢さんが、「お替わりは如何ですか?」と絶妙な、タイミングで、コーヒーポットと、お砂糖、ミルクのカゴを手に、席にやってきた事。

これまた、ほんとに久しぶり!
あっありがとう、お願いします。
とまだ少しコーヒーが残っていたマグをさしだす。

密かに、またいつか一人で来よう、と決める。(笑)

美味しいものを食べるでもなく、大して楽しくもなかったろうけど、帰路につき、駅に降り立ったら、孫は「私、この駅に着くとほっとするんだ。今住んでるところの駅やそのほか、いろんな駅の中、ここが一番好き。」と言う。

大人みたいな事言うねぇ、この子、と思いながら、温かいものが込み上げてくる。

下の孫の希望時間を、約一時間超過してしまった。
すぐに送るからね、と、帰り支度をさせる。

雨は、孫たちをマンションへ送り届けた数十分後、降り始めた。







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雨の立夏

2023-05-06 20:25:00 | 日記













       面白き 一面コラム 今朝の夏




   夕べの窓 雨音強き 立夏寒

















       目計りの 調味料にて 蕗うまし






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