蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

薔薇と緑陰

2024-05-14 21:19:00 | 日記



































       薔薇園の 翁ら愛でるは 昼の酒




















       週明けのカフェや 皆 緑陰の人





















       星涼し 菓子袋から 甘き星





月曜日、夫は地区の「ふれあい○○○○」という、平均年齢75歳の同好会のバス旅行へ、出かけた。
年寄り天国のこの地区。
元気なお年寄りが多い。
この手の「同好会」はみっつほどあり、どこも盛況…らしい。
大抵は、区長は参加しないといけないらしい。招待されるからと夫は言うが、率先して参加している、と私は密かに思っている。

不満は勿論ない。
「亭主元気で留守がいい。」はいくつになっても、その通りであるから。

で、昼食を作らないで良い幸福に、早々とルンルンと、スタバへと。(笑)

とはいえ、2時頃には帰宅したい。
夕飯弁当を作る使命があるから。
なので、早めの10時過ぎの出発。

月曜の昼前のモールって、人が少なくて快適〜、とつくづく思う。

コロナ禍の時は、複雑な思いの閑散とした、モールや施設や各お店だったが、
今では、特にゴールデンウィークの頃の、人混みの多さには、辟易していたから。

スタバも!あらーこんなに空いてる。まばらなお客。
店員さんもどこか、長閑な感じがする。
機嫌が良いというか、愛想が良い。
丁寧な接客は気のせいではないと思う。

フラペチーノのホイップも心なし、最近一の綺麗な仕上げ。(笑)

みんなが、木陰で憩う…そんな空間。土日や祝日では味わえない。

なんだか得した気分。

もう一つ、孫たちが来た土曜日、三人で、夕飯を食べ、ちょっとショッピングなどして、新しくできた「駄菓子屋さん」に入り(大変な混み様だった)で買っキャラメルコーン。
あまり見ないパッケージについ手が伸びたばあば(笑)
(星が入っているかも⁉️)と書いてある。
キャラメルコーンは、孫たちはとうやら好きではないらしく、帰宅しても見向きもしない。

上の孫も帰って行った、日曜夜、半分残ったキャメルコーン。
何気なく全部お皿にあけて…
おーっ!星の形の!ひとつ見つけた〜(笑)

明けて月曜、下校の孫にお知らせ。
凄いねっ、良かったね!と。

でも袋の裏側、ちゃんと読んだら、星は、ゼロ個から4個ほどあるらしい。
一個って…微妙〜

それから夫の日帰り旅行、薔薇園の写真。
上手ではないけど、期待していなかった写真。
半分冗談で「薔薇の写真、いっぱい撮ってきてよ。俳句作りたいから。」
スマホ写真は、ほとんど撮った事がない夫。
一応撮ったよ、と見せてくれた。
下手くそだけど、ちゃんと約束を覚えていてくれ、ちょっぴり嬉しい。(ほとんどの写真を、LINE送信してもらい、載せました。)

そして、お爺さんお婆さんたち、薔薇を愛でるより、ビールを愛でて盛り上がった話など、面白そうにして。
楽しい旅行だったよう。




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母の日

2024-05-12 22:12:00 | 日記















       母の日の 潜在的に 好きな赤






































       五月雨(さつきあめ)雨の冷ある マーカーかな



















       青時雨 ケーキ買う子の 頬濡らす





















昨日、一日早い母の日のプレゼントをくれた娘。

赤が印象的な紙袋と、可愛い箱。
私は、知らなかったのだが、これ東京の割と知られたお菓子、と娘。

少し前に、職場の後輩の東京土産で初めて食べ、ファンになったと言う。

福岡では、期間限定で百貨店にあるらしい。

これ絶対、お母さんが好きなお菓子(お菓子の外観のみならず、包装紙なども。)とずっと思っていたとのこと。

ほんとに!大好き
この紙袋、包装紙、箱!(笑)

「AUDREY」オードリー。
箱の側面の赤いワンピースの女の子も印象的。

おもむろに箱をあけ、ひとつ取り出す。ラングドシャのブーケの中苺とミルククリーム。
美味しい〜〜。

今まで毎年、趣向を凝らし、結構高級な化粧品、ブランド財布やポーチなどなどあったけど、正直今年のこれが、最高に嬉しい!

喜ぶ母親に、娘は少し引き気味で「こんなのが良いの?それなら助かるなあ。」

いや全く、随分気もお金も使わせたね。
母の日、父の日、誕生日、ともうほんとに十分すぎるくらいしてもらってる。本音として何もいらない。何もしてくれなくてもいいから。
だったけど。


一方、孫娘は、まだ母の日のプレゼントは買ってない。
お母さんはカーネーションも、嫌いみたいだし、私が買う小物とかも、好きじゃないなら使わないし…。

じゃあ、と本日大雨の中、雑貨屋さんと書店を回る。
でも結局は、良さそうな物が見つからない。

いったん帰り、宿題を済ませ、おやつは、オードリーのラングドシャ。
これ、ほんと美味しいねぇ。と。

あっ ケーキで良いんじゃない?
べべのケーキなら間違いなく、お母さん好きだから。

という訳で、3時過ぎに、ここらでは人気No,1のケーキ屋さんへ。
駐車場は、やっぱり満車。交通整理のおじさんの指示で、まあまあ難なく良き場所に停車できた。

玄関までのアプローチ、青楓からサァーッと雫が孫の顔にかかる。
青時雨だね、に孫、苦笑い。
店内も満員、だが少し前より接客の仕方を変えたようで、割とスムーズに進み、ケーキやクッキーを選ぶことができた。

少し安堵の孫。

五時に、マンションへ送る。
ささやかな母の日の夕べは、どうだったかな。



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新樹晴

2024-05-12 08:20:00 | 日記









(サイトより借用)










       四時間を 友と語らう 新樹晴




























       母のこと 我らのあした 古茶新茶



   若葉風 友のピアスの 光りたる




























昨日金曜日は、数日前から約束していた友達と、ファミレスで会いお喋り。

前回会ったのは、一年半前。
お互い、その間の諸々の出来事に、時の流れを感じる。(たった一年半だけど。)
彼女は、二年ほど前から、北海道の実の母親を引き取り、お世話をしている。

前回、その苦労苦悩を聞かされていた。
北海道で90年近く住んでいたお母さん、この九州に馴染むことはさぞかし大変な事だろうと、思っていたけど、気候や友達とか以前に、娘婿の、理不尽な扱いに悩み傷つき、それを娘(友達)の方がこんなことになるとは、と引き取った事を悔い悩んでいた。


この一年半、フットワークの軽い友達は、幾度か北海道に出向き、実家の弟夫婦や叔母などと話し合い、その地の施設へ入るなどのいくつかの案を出し、最終的には、母上を同行して、北海道で結論を出したらしい。

母上は、娘(友達)と住む。
娘婿の「仕打ち」など気にならない。と言ったとのこと。

詳細はもちろん書かない、書けないけど。(私の文章力の無さも含め)

少し痩せた彼女、相変わらず、身に付けるアクセサリーは、趣味が良い。
ピアスは、小粒の黄色い宝石(?)次回名前を聞いてみようかな。

「私ね、老後は絶対、施設に入居を決めてる。息子や娘に、私と同じ苦労はさせたくないから。」

ちょっと驚く。でもわからなくはない。
私とて、娘に我が老後を託すつもりはない。
同居なんて絶対に嫌!
だけど、最終的に迷惑はかけてしまうだろう。
これはもう、多分誰もが行く道。

つい本音で「私は、できたら施設に入所は嫌かも。集団生活は苦手。
一人が一番…気楽だし。」

ちょっとの間あり、でもさ**(我が娘の名前)ちゃんの自由を奪うよ。そしていつも心配し、かたときもどこか不安な気持ちでいなきゃならない。

それは今現在の彼女が置かれた立場。
説得力がある。

「それはそうだね。(私も)一年一年老いていき、できないことは増える一方。
そして考えることも、変わってくる。
あなたの言うように、施設に入ろう!って思う時も来るかも。」

話は尽きないけど、早くも4時間ほど経った。
お互い、昼食をすませてきてたから、パンケーキとドリンクバーだけ。

ファミレスで四時間!
ほぼ飲み物だけで!(笑)

(古茶新茶としたけど、お茶は飲まず、抹茶ラテとカフェラテとかばかり。)

「ありがとう!また会ってね。
金曜、又連絡する!」
と友達。
「こちらこそ、ありがとう。
お母さんも、あなたもお大事に。」
と、それぞれの車で、右と左へ。


帰宅すれば、アマリリスが綺麗にひらいていた。
夕空高く、三日月(二日月)が昨夜より幾分鮮明に見え、写真もまあまあ。
か細いおつきさまは、とても儚げ。






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はつなつ

2024-05-09 22:16:00 | 日記















       読点は打たず かたばみ揺らす風




       











       夕照の アマリリス 明日咲こうかと





















       はつなつの 新月入る(いる)森の透き間







若い人とのLINEは難しい。
とは言っても、中3の孫のことだけど。
句読点は、癖でというより、長い習慣だからつけてしまう。
だけど読点は極力つけない。
気をつけていた。

土曜の孫からのLINE、急な事でしかも即返信が必要と、焦っていた。
気をつけるというか、打ち間違いなんだけど…。
変なところに、句読点を打った。
知らずに送信。

なーんか、その後の孫からのLINEがギクシャク。(ちょっと大袈裟な言い方ではあるけど。)

後で聞いたら、「ばあば、急がせたから気を悪くした。怒らせちゃった。」とその後友達と遊びながらも、ずっと気もそぞろだったらしい。

えっ?と自分のLINEを見たら、確かに変なところに句読点。

あっごめん!完全に打ち間違え。
慌ててたからね。

内心、「そんなに〜?どんだけ〜?」
なんだけど、ほんとに今どきのわかもののナイーブな事といったら。

ばあばはさぁ、おっちょこちょいだから、打ち間違いはしょっちゅうよ。
気にしないようにね。お願い。

と言いつつ、私そんなに怒りん坊だと思われてるんだ…とちょっぴり落ち込む。(まぁ短気だし、じいじと喧嘩する場面も目撃されてるし、娘 孫の母親 の悪口もよく言うし😅)

読点も、いつぞやうっかり打って、怒ってるのかと思った、と言われ、絶対つけないと気をつけていたけど…。
もうなーんにもつけない、と決める。すごく難しいけど。

庭の、ピンクの酢漿草。
風にゆらゆら。

アマリリスは、朝はまだつぼんだままだったのが、夕方にはひらきかけてる。

朝は寒かったが、昼間はぐんぐん気温が上がり、明日はもっと暑くなるとか。

久しぶりに晴れの一日。
まさに五月晴れだったが、夜も晴れ、これまた久しぶりのおつきさま。
沈みゆく三日月。

月齢1歳の新月。
暗くなって漸く見つけた。
予想以上に北に寄った場所で少し驚いた。

スマホで撮るのは難しいかな、と思ったけど、まあまあ撮れてる。

明日はもう少し、綺麗な写真を撮りたいな。










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プチ夕歩き

2024-05-08 21:33:00 | 日記















       廃屋に 夾竹桃の 残されし















       ひとり来て ひとりのベンチ 夏鶯
















       若葉冷 点眼薬は 期限切れ





ゴールデンウィーク後半の、夏のような暑さから、一転、北風吹く寒い昨日今日。

それでも、これからの猛暑や又豪雨もあるかもしれない梅雨時のことを考えたら、贅沢なのかもしれない。

長い連休開けは、仕事を持った娘や、小中学生の孫たちよりは、はるかに楽な専業主婦のばあば、なのであるけど、元のペースに戻すのには、やはり時間が必要。(情けない💦)

ちょっぴり手抜きの夕飯を、やっとの思いで届けて、孫の元気な笑顔に安心して。

寒いながらも、夕方少し晴れ間が覗く。日がますます伸び、明るいのはありがたい。

少しだけ歩こうかな、とプチ散歩。

近所の大きなお屋敷は、かつては家族も沢山居たと記憶する。

たまにどなたかが、帰ってきて庭の手入れをしていたが、ここ数年見たことがない。
荒れ放題だけど、楓や薔薇が季節毎に綺麗に咲く。
道沿いの花楓も、薔薇も時々撮らせてもらう。
今日は、白い花発見。
どうやら夾竹桃。
また無断で撮らせてもらう。

春には、何故かなかなか聞けなかった鶯の声。
四月の終わりころからさかんに、我が庭からでも聞こえるようになった。

公園まで行けば、さらに良く聞ける。
もう夏の鶯。老鶯(老いた鶯という意味ではない。)乱鶯、残鶯とも。

帰宅して、目がゴロゴロするので、目薬をさそうと思ったら、使い始めの日時が、4/24。
使用可能期間は10日間だからとうに切れてる。
なんだか、時間経過の体感(というのか?)がだいぶズレてる。

母がよく言っていた「私、変なおばあちゃんになっちゃった〜。」

こういうことなのかな?
そうだとしたら、私は老化現象が早過ぎる!
母がそんな風に言ってたのは、確か90歳近い頃。

早すぎる!気合い入れなくちゃ


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