蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

中秋の名月

2024-09-17 20:35:00 | 日記

























       菓子並べ 訪う子らを待つ 良夜かな



















       ハロウィンめく 行事なりけり 月今宵





















   名月や 子らの声止み 消す灯し






今も続くこの地の行事。
中秋の名月の夜、子どもたちが、手に袋をさげ、各家を訪ねてお菓子や果物などを貰う。
「名月さん」

約束ごととして、子どもたちは、家の玄関先で「名月さん、名月さん、名月さんがあがったよ。上がったなら引かせんの。」と歌う。

引かせんの。は、お月様のお供えものをください。という意味。

賑やかな歌声が、あちこちから聞こえ、我が家にも今年は、5、60人ほどの子が訪れた。
額に汗の、小さな子。
水筒持参の子もみられた。

ちょっとだけ、ハロウィンに似た風習。
ハロウィンとは違い、行儀も良いしおとなしい。
昔(我が娘たちが幼かった頃)は、親などついてくることはなく、子どもたちが、仲良しグループを組み、てんでに名月の夜を満喫したものだった。
親は、少々遅くなっても、気にもせず…
呑気な時代だった。


今は子どもたちには、必ず親が、付き添い、時間も限られ八時頃には、皆帰路に付き、村はいつものように静まり返る。

その頃には、月は随分高い空に上がり、蒼白く輝いている。

スマホではあまり綺麗には撮れないけど、今年の名月さんも無事終了。
この夜空だけは、「秋」なんだけどなぁ。
明日も、やはり38度予報💦

首をなが〜くして秋を待つ夜。





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釣瓶落とし

2024-09-15 22:13:00 | 日記

















       薔薇色の雲 秋はいま どの辺り


















       子の帰宅 急かせる つるべ落としかな


















       エントランス出れば 虫の闇の中







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爽やか

2024-09-14 09:29:00 | 日記




























       バスタイムあとの パーティ 月さやか

























       爽やかに 修学旅行 満喫し

















































       旅みやげの タルトさっくり 秋の声













昨日は、小6の孫の誕生日だった。
前日夜、家族4人水入らずの会食を済ませ、当日は、ばあばが持参したケーキと、一番小さなブーケと、孫第二希望のプレゼント(第一希望のものは品切れ、入荷は未定)で、夜ささやかにパーティーをしたそう。

相変わらずの猛暑残暑、お風呂に入ってさっぱりした親子は、パジャマ姿!(なので、動画は孫だけスクショして、後は載せられない(笑))


一方、中3の孫は、二泊三日の京都への修学旅行を終え、元気いっぱい「楽しかった〜!」と帰宅した。

ばあばの好きな、スヌーピーのチョコタルト。
以前、母親と二人で卒業旅行した時に、覚えたスヌーピーショップ。
ばあばへのお土産は、ここと決めていたという。

袋も箱も、しっかり綺麗。
スヌーピーの絵が可愛い紙袋は、高級ブランドの袋みたい。
中の箱を取り出すと、丸で立派な本!
ゆっくり開く、可愛いイラストが散りばめられて。
孫はこういう仕様も、ばあばの好みだとよくわかっている(笑)

(リュックと、大きなキャリーケースは大袈裟だし、中学生にはまだ早いと思っていたけど、孫曰く、女子はみんな持っていくの。だって帰りはお土産入れるんだよっ。

いやはや時代は変わった。)

実は、娘(孫の母親)は必要なし!と突っぱねたが、父親が密かに購入。孫は願い通りのものを買ってもらった。


そうか、いろいろ考えキャリーケースは必要だったんだね。

京都もさぞかし暑かった事だろう。
少し日焼けして、逞しく感じられる顔。
たった4日会わなかっただけなのに、なんだか大人びて。

チョコタルトは、タルトサックサク、チョコは超濃厚!でほんとに美味しかった。


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秋の雷

2024-09-11 11:16:00 | 日記












       残る暑さ 言いたくなくて 言いたくて




   目薬を 溢れさす 残暑続きけり





















       蜜豆を作る 伯母の 見よう見まね




   黒蜜とろとろ 秋の雷とどろく






もう言いたくないけど、諦めてもいるけど、暑い!!
この先一週間も最高気温36度、37度。最低気温も27度😰💦
夫や弟に話すのは、地球はもう壊れるんだろうね、なんて事ばかり。
(聞かされる方は嫌だろうけど、多分慣れてるからスルーしてくれてるはず🫢)

食いしん坊ばあばもさすがに食欲も衰え、何を食べても美味しくない(食べてるんじゃん!(笑))
で、急に伯母の黒蜜たっぷりのみつ豆が食べたくなった。

昔、我が学生時代、OL時代、夏になると、伯母がよく作ってくれた。
寒天とえんどう豆と黒蜜だけのみつ豆。
全て手作り。
黒蜜の美味しい事といったら。
多分それから、黒蜜大好きになったんだと思う。

私が作るのは、寒天は棒状じゃなく粉末、豆は缶詰。
黒蜜も黒砂糖の粉状の。
かなり手抜きだけど、黒蜜は焦がさないよう慎重に煮る。
そして、寒天、黒蜜ともに冷蔵庫でしっかり冷やす。
これ、10日ほど前からずっと。(笑)

この日は寒天は大雑把に切って黒蜜たっぷり。
たま〜に缶詰のみかんや黄桃を載せるけど、このシンプルなのが、今は一番美味しい。

食べながら、亡き伯母が台所で、こまごまと料理する姿を思い浮かべる。


雲行きが怪しくなり、雷鳴がとどろいた。

秋の雷…
稲妻、稲光、にしたいところだけど、
このふたつは、「光」自体を指す。音は伴わない。

まさしく雷鳴。
ただ大音響が2、3回で、雨もさほどは降らず、その後又暑さがぶり返した。




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今日いち-2024年9月7日

2024-09-07 22:39:00 | 日記









     しづかさは 白露の夕の 月にかな


     
  ふと忘れ 思い出しまた忘れ 残暑





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