福寿山普光明寺は大同元(806)年開山と伝わる古寺 寺脇の「鎌倉みち」を経て
先の 大和田氷川神社とはほぼ隣接 歴史を感じさせてくれる古寺にして名刹
境内の 地蔵堂は源頼家が奉納したと伝わる「千体地蔵尊」が納められているが
これは33年ごとに開帳の行われる秘仏で 次回迄5年ほど待たねばならない
享保年間建立と言われる 見事な彫刻が施された山門が圧倒的な迫力で迫ってくる
当寺は中世の頃から「両墓制」という墓石を建てる場所と遺体を埋葬する場所を別に
する風習があるようで 墓所は別にあるようだ 当所にも古い墓石が見られるのだが
それらを観るのは別の機会にして 境内の石仏をゆっくりと 眺めまわす
涼しい風が通る抜ける広い境内で 石仏を眺め 時の経つのを暫し忘れ、過ごす
おおわだ ふこうみょうじ 埼玉県新座市大和田