10時55分
太陽の大部分が隠れ、実に美しい不思議なご来光が庭に差し込んできた。
その瞬間、ハルは太陽をジッと見つめ、こう呟いた。
「・・・美しいワン。ワンダフル。」
*本当に不可思議な光景だった。それまで欠伸したり、寝そべったり
ボクのカメラ(デジカメ)のシャッター音に反応して振り返ったり
全く太陽に興味を示していなかったハルが10時55分の部分日食
のピークになると突然、凛と座り、太陽を凝視し始めたのだった。
カメラのシャッター音にも反応せず、じ~っと見つめていた。
約1分間も。
犬の祖先、狼のDNAの成せる業なのか?
そう言えばハルは救急車などのサイレン音に反応して、まるで狼の
鳴き声と恍惚のフェイスになる。
薄暗くなった時空に、90%欠けた太陽から差し込んできた陽光が
ハルに降り注ぎ、その黄金色の毛並みがいっそう輝く美しい姿に
ボクはしばし見とれていた。
太陽の大部分が隠れ、実に美しい不思議なご来光が庭に差し込んできた。
その瞬間、ハルは太陽をジッと見つめ、こう呟いた。
「・・・美しいワン。ワンダフル。」
*本当に不可思議な光景だった。それまで欠伸したり、寝そべったり
ボクのカメラ(デジカメ)のシャッター音に反応して振り返ったり
全く太陽に興味を示していなかったハルが10時55分の部分日食
のピークになると突然、凛と座り、太陽を凝視し始めたのだった。
カメラのシャッター音にも反応せず、じ~っと見つめていた。
約1分間も。
犬の祖先、狼のDNAの成せる業なのか?
そう言えばハルは救急車などのサイレン音に反応して、まるで狼の
鳴き声と恍惚のフェイスになる。
薄暗くなった時空に、90%欠けた太陽から差し込んできた陽光が
ハルに降り注ぎ、その黄金色の毛並みがいっそう輝く美しい姿に
ボクはしばし見とれていた。