またやらかしたようだ。
今朝起きたら、粉々に割れたグラスが寂しげに
カウンターの上に置かれていた。
「今年、何個目?」
力なく項垂れる焼酎おじさんだった。
よく覚えていないのだ。
きっと、実おとうさんが記憶喪失になったのと同じ
シチュエーション・・
干されているズボンにおねしょみたいに九州地図が描かれていた。
悲し過ぎる。。
匂いを嗅いだらもろ焼酎臭が鼻についた。
よく覚えてないのだ。
きっと、家族に送金するお金を暴漢に奪われそうになったので
抵抗したら殴られて記憶喪失・・・
どうも泥酔してグラスを落として割っちまったようだ。
あ〜嫌だ、嫌だ。
もう、酒なんか呑むもんか!
きっと岡田さんの脚本のせい・・・
・・・
来年こそ。
・・・
来世こそ。