退屈男の愚痴三昧

愚考卑見をさらしてまいります。
ご笑覧あれば大変有り難く存じます。

命を救おう

2019年08月22日 13時53分30秒 | 日記

子どもの自殺防止で「子ども食堂」に相談用のカードを発送
2019年8月20日 18時01分

夏休みが終わる前後の子どもの自殺を防ぐため1人でも多く相談窓口を知ってもらおうと、子どもたちが集まる「子ども食堂」に電話番号を記載したカードを発送する作業が行われました。



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190820/k10012041921000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_003



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 こうした支援は非常に大切です。しかし、時期的にもう少し早くして欲しいと感じています。
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 こうしてできることならば、これを一学期の終わり、つまり夏休みに入る直前にやってほしいと思います。
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 小さな例ですが、愚輩が大学にいたときにやっていた声掛けがあります。
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 5月のGW明けと夏休み明けは、離学が多くなるのでこの時期に受講学生に伝えてきたことがあります。
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 「GW明けや夏休み明けは大学に行きたくなくなる人がいます。悩んだらメールを下さい。電話でも構いません(出られなかったらごめんなさい。)。名乗らなくても結構です。落ち込んだときは自分だけ特別だと思わずに気楽にメールして愚痴ってください。誰だって休みが続けばその後、以前の生活に戻るのが面倒になるものです。私もそうです。だから『自分は怠け者だ。』とか『自分はだらしがない。』とか『自分には根性がない。』などと自分を責めないでください。勉強は根性でするものではありません。気楽に私にメールしてください。この講義に出ていない仲間でも構いません。夜中でも構いません(眠っていたらごめんなさい。)。お待ちしています。お互いに愚痴を言い合いましょう。」
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 こんなことを15年もしていると空メールが来たり、未登録の着信記録があったりするものです。
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 実際にメールに対応したり、電話で話す必要は無いのですね。
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 本当に落ち込んでいる人の中には、「口に出したら自分が壊れてしまう。」と感じている人が少なくない数でいます。
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 自分が置かれている状態や精神状態に耐えることで何とか自分を支えている人もいます。
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 そうなる前の段階でこういう情報を提供することが人を救うことになるのだと私は確信しています。
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 「いつでも頼るところがある。」、「いつでも相談できる人がいる。」という環境があることが大切なのです。
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 また、「GWや夏休みが終わりに近づくと不安になる」ということを『一般的傾向』として伝えておくことに大きな意味があるのだと思います。
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 「自分だけが特別なのではない。」と伝えるのではなく、「自分だけが特別なのではない。」と『自ら感じてもらう』ことで不幸な出来事が回避できるのではないかと愚考しております。
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 「大学生と小中学生は違う。」というご意見もありそうですね。違わないのです。否、大学生どころか社会人だってこうした悩みはあるものです。
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 いつでも匿名で相談ができる人がいること。これは人にとって大変大きな心の支えになります。
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 匿名でなくても、自分の秘密が絶対に漏れないと確信できる相談相手がいることも人にとって大変大きな心の支えになります。
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 こうした情報はそれを必要とする事態が生じる前に提供しておく必要があるのだと考えています。
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 浅学非才愚考卑見乱文長文多謝。m(_ _)m