TAZUKO多鶴子はあまりテレビを見ませんが
毎週必ず楽しみにしている番組があります。
その番組は『 JIN ー 仁 ー 』
毎回考えさせられる事がありますが
今日も考えさせられ感動しました。
今日のテーマは
…『延命』…
…ただ長らえて生きていれば良い。
それが現代の医学。
ドラマの中で
『長さでは語れない命の意味がある…。』
その言葉が響きました。
『クオリティ・オブ・ライフ』そんな言葉が昔から医学にはあるようです。
『病気は治ったが患者は死んだ』
医学や医者は何の為にあるのだろうと
昔から強くTAZUKO多鶴子は感じていました。
ふと
父が亡くなる前の映像が鮮明に表れました。
…父の心の中の痛みと涙を感じた、あの時を思い出しました。
<クオリティ・オブ・ライフ>
*医療上の概念*
QOL に対する取り組みは医療の歴史とともに発展してきた。医療は人を見るものであり医学は病気を見るものだとする考え方があったが、医療も科学的側面が強くなり、「病気は治ったが患者は死んだ」という状態が問題となった。
現状、長期療養を要する疾患、ならびに消耗の激しい疾患や進行性の疾患では、いたずらな延命治療、患者への侵襲が激しい治療を継続することによって、患者が自らの理想とする生き方、もしくは社会的にみて「人間らしい生活」と考える生活が実現できないことが自覚された。このような状況を「QOL (生活の質)が低下する」と呼んでいる。
これに対して、患者自身がより尊厳を保つことが出来る生活を実現することが出来るよう患者に援助を与えることが必要であるという考え方が生じたのである。これを「QOL(生活の質)を維持する、向上させる」などという。