今日は以前から絶対に欲しかった
『般若』能面を手に入れました♪
最高に嬉しいです(^ ^)
日本古来の文化を温め、
『温故知新』の言霊を大切にする人々…
先を観通す力を持つ人々が
少しでも増えて欲しいとTAZUKO多鶴子は願っています。
『般若』は様々な事を教えてくれます。
自然からのアニミズム・神道・仏教…。
TAZUKO多鶴子はそこから多くを教えられます。
真意を見出すことでそれを形にしたものが
初めて芸術と呼ばれるものだとTAZUKO多鶴子は確信しています。
つまり、それは国や地方によって違い、
それには哲学や歴史が不可欠となり、
また、真意に触れるものだからこそ
違う国や違う地方でも同じものに繋がる…。
上手く言葉に表せないのが歯がゆいですが…。
そして
芸術を理解することで、
他の国や他の人々も愛し、
そして
本当の意味で日本を愛し、日本人として誇りが持てると思うのです。
<般若>
女性の怨霊を表現する面
恨みの復習の敵愾心を芸術化したもの。
名前のいわれ
1、名前は面打ち、般若坊の創作からとった名。
2、般若心経で心機一転する怨霊
3、梵語の「智慧、知恵」を意味する。
日本人の蛇信仰により蛇の面からの進化したと言われています。
創作当時は般若のみ後日女性の身分によって使いわけるようになった
赤般若は主に「黒塚」で用いられる。般若は「道成寺」白般若は「葵上」
怨霊面は、その字のごとく、うらみをもって、生きている者にわざわいを与える死霊、または生霊。
冥土から現われる幽霊の面、また嫉妬に狂って、その恨みをはらそうとする面。しかし下記鬼神系と同じく、全ての怨霊面も、御霊信仰(人が亡くなれば、その魂が神となったものを尊んでいう。)により神の霊として崇められた。またその怨霊を祓う意味もあると思います。「般若」は般若心経でよく知られるとおり、智慧と訳し、あらゆる物事の本来のあり方を理解し、仏法の真実の姿をつかむ知性のはたらき。最高の真理を認識する知恵。でもあります。
般若心経の原本は、サンスクリット語という古いインドの言葉で書かれたお経です。それを玄奘三蔵法師が漢文に翻訳したものが、私たちが日常読誦している般若心経です。
正式な名称は「摩訶般若波羅蜜多心経」と言い、
摩訶とはサンスクリット語のmaha(マハー)のあて字で、大きいという意味です。
般若とはパーリ語(古代インドの下層階級の言葉)のpanna(パンニャ)のあて字で叡智という意味です。叡智とはあらゆる物事の本質を見抜く直感力のことを言います。ちなみに、「般若」というと、鬼の面の使われていますが、それは昔、般若の智慧にあやかろうとして般若坊という名の能面づくりがおり、彼が得意とした面が女の鬼の能面であったことから、鬼の面が「般若の面」と言われるようになったのです。
波羅蜜多とはサンスクリット語のparamita(パーラミーター)のあて字でparami(河の向こう岸に着いた)+ta(状態)の結合した言葉であり、ある物事を完成し終わった状態のことです。
心はあて字ではなく、心という意味です。サンスクリット語のhrdaya(フリダヤ)すなわち心臓、心、肝心要のことという意味の訳です。
このように、題目だけを見ても原本のサンスクリット語を漢語に訳す際、意訳と音訳が混じったものになっているため、多くの解説書には「この題目には、般若心経のすべての内容が秘められている」など、哲学的なむずかしいことが書かれていますが、素直に意味を解すると「マハー・パンニャ・パラミーター心経」すなわち「大いなる叡智を完成することについての心のお経」となります。
参考資料:イノウエコーポレーション