毎日自分に言い聞かせなさい。
今日が人生最後の日だと。
あるとは期待していなかった
時間が驚きとして訪れるでしょう。
…… ホラティウス ……
未来がどうなるか、
あれこれと詮索するのをやめよ。
そして、
時がもたらすものが何であれ、
贈り物として受けよ。
…… ホラティウス ……
< クィントゥス・ホラティウス・フラックス >
クィントゥス・ホラティウス・フラックス(Quintus Horatius Flaccus, 紀元前65年12月8日 - 紀元前8年11月27日)は、古代ローマ時代の南イタリアの詩人。一般には単にホラティウスと呼ばれる。アウグストゥスと同時代に生きたラテン文学黄金期の詩人で、ウェルギリウスとならんで評価される。作品に『風刺詩』、『詩集』、『エポーデス』など。
書簡詩『詩について』(Ars poetica)はアリストテレスの『詩学』と並んで、古典主義詩論で重要視された。このなかの一節「詩は絵のように」(ut pictura poesis)は、のちに絵にも拡大され、近世詩論および絵画論に影響を与えた。
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