先日、久しぶりに片付けをしていて
懐かしい本『竹久夢二』の画集が出てきました。
竹久夢二は岡山出身の画家ですが
TAZUKO多鶴子も岡山出身な為
以前から度々
夢二の生家に訪れていました。
そんな中
ふと昔よく口ずさんだ懐かしい詩を思い出しました。
その一つに
夢二が作詞した『宵待草』があります。
調べていくと…どうもこの詩は西条八十の補作があったようです。
西条八十は以前ブログで書き込んだ『僕の帽子』。
人間の証明で有名なあの何とも言えない雰囲気のあの詩の作者
『西条八十』。
西条八十は童謡界の三大詩人とも言われています。
また三大詩人の中には他に『野口雨情』がいます。
野口雨情の詩も独特雰囲気があり
幼い頃いつも歌っていました。
今日はそんな懐かしい詩を書き込みたいと思います。
作詞 竹久夢二 作曲 多忠亮
(補作 西条八十)
宵待草
待てど暮らせど 来ぬ人を
宵待草の やるせなさ
今宵は月も 出ぬそうな
暮れて河原に 星ひとつ
宵待草の 花の露
更けては風も 泣くそうな
作詞 野口雨情 作曲 本居長世
赤い靴
赤い靴 はいてた
女の子
異人さんに つれられて
行つちやつた
横浜の 埠頭(はとば)から
船に乗つて
異人さんに つれられて
行つちやつた
今では 青い目になつちやつて
異人さんのお国に
ゐるんだらう
赤い靴 見るたび
考へる
異人さんに 逢ふたび
考へる
<西條 八十>
(さいじょう やそ、男性、1892年(明治25年)1月15日 -~1970年(昭和45年)8月12日)は、日本の詩人、作詞家、仏文学者。
親戚に外交官の石井菊次郎、久保田貫一郎がいる。長男の西條八束は陸水学者。長女の三井ふたばこ(西條嫩子)も詩人。
<竹久 夢二>
(たけひさ ゆめじ、明治17年(1884年)9月16日 ~ 昭和9年(1934年)9月1日)は日本の画家・詩人。本名は竹久 茂次郎(たけひさ もじろう)。
<野口雨情>
(のぐち うじょう、1882年(明治15年)5月29日 ~1945年(昭和20年)1月27日)は、日本の詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西條八十とともに、童謡界の三大詩人と謳われた。
本名は野口英吉茨城県多賀郡磯原町(現・北茨城市)出身。
参考資料:ウィキペディア