連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
タイム原付旅 神戸&名古屋編
ウイスキーで失敗した恥ずい話の巻
さて、前回はウイスキーのカクテルのお話でしたね。マンハッタン、ニューヨーク、オールドファッション、ラスティーネイル、ロブロイと褐色から赤っぽいカクテルまで、色々でしたね。あんまり色々じゃないけど!
酒の肴になる酒の話
タイム原付旅 神戸&名古屋編
ウイスキーで失敗した恥ずい話の巻
さてさて、ウイスキーに思いを馳せていたら色々バーテンダー時代に失敗したことを思い出しました。若い頃色々ありますよね。まぁ今でも色々失敗しますけれども(笑)
名古屋でバーテンダーをやっていた頃、ウイスキーでやってしまいました。カウンターでチーフバーテンダーのためにオーダーの準備をする役目を担っていました。オーダーが通ってきます。バーボンのジムビームというのがあります。オーダーはジムビームコーラ1つです。聞き間違いです!チーフバーテンダーの手を煩わすこともないと思って自分で準備してオーダーをトレイに全てのせてチン!ベルを鳴らします。オーダーを受け取りに行ったホール係が「ちょっとちょっと違うよ!ジムビームコーラだよ!」はい私は聞き間違えて「ジン」と「ビール」と「コーラ」をそれぞれ出していました。チーフバーテンダーホールスタッフカウンターのお客様大爆笑です。はずかった!こういう時に限って注目を浴びてるんですよね。
そしてウィスキーでは無いのですが前回出てきたカクテルの話です。今度はホール係です。外国人のダンディーな男性のお客様です。オーダーを聞くんですが、どうしても私には「とんころりん、プリーズ」と聞こえます!「ワンモアプリーズ!」「とんころりんプリーズ」とんころりん?なんだそれは?お客様がジェスチャーで口元をよく見て聞いてって、ゆっくり発音してくださいました。やっぱり、どうしても「とんころりん」「ジャスモーメンプリーズ」私はたまらず先輩に助けを求めました。「先輩いいですか?とんころりんプリーズ!」ドゴッ!「お前ふざけてんのか?」先輩のジャブが私の胸を貫きます!先輩がオーダーを取りに行ってくれました。そしてバシッ!私に蹴りを入れて、「トムコリンズね」私はしばらく壁の方を向いて笑いをこらえて動きが取れなくなっていました。
特に忘れられないのが神戸でバーテンダー見習いの頃。この日の担当はホールを全般任されていました。お客様がほぼ同時に2組入ってきました。それぞれのテーブルのオーダーを取って、チーフバーテンダーにオーダーを通します。女性2人のテーブルが「シンガポールスリング」と「ダイキリ」、ダンディーな男性と若い女性のカップルの席のオーダーがバーボンの「バージン」のロックそして同じく「シンガポールスリング」。ベルが鳴りますチーン。私は再びホールからカウンターに行きオーダーの品をテーブルごとに届けます。まずトレイに乗っているのは「バージン」のロックと「シンガポールスリング」!シンガポールスリングは足の高いグラスに入っているので指で押さえながら運びますバージンのロックはチェイサーとコースターを乗せて向かいます。テーブル番号を確認してホールのほうにクルッと振り向くと頭の中のテーブルナンバーもクルッとひっくり返ってしまいました。よりによって女性2人のほうに行ってしまったのです。テーブル間違いですね。でも出すときに「〇〇の方は?」と必ずお聞きして目の前にお出しするので間違って出す事は、ほぼほぼありません。はいここで落し穴です!シンガポールスリングは指で押さえているので安定!ので不安定なバージンからお出ししたいのです。それが大きな間違い!よりによって女性2人です。「失礼いたします。バージンのお客様は?」女性2人は「私?」って顔してお互いの顔を見合わせています!私はまだ気づいていません!女性に対して「バージン」だなんていきなり聞く馬鹿がどこにいるんだ!いいえ!ここにいます!隣の席から声がかかります。「ボーイさん!こっちこっち!」そこで私が気づきます!「ロックでございますね」震える声でご注文の確認をしてカップルのテーブルの中もテーブルに置きました。その時の私の顔はどんな顔してたんでしょうね。女性2人のテーブルにもオーダーをお届けして軽いお詫びをするのですが…。そのお客様の顔はもう見れませんでした。はずすぎる!
よりによってバージンのロックだなんて!皆さんも気をつけてください♪穴があったら入りたい!ってなんか下ネタっぽくなちゃいました。
次回 ウイスキーキャットとホットドックの巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
レイラインポイントコンプリートの旅