連続大河ブログ 原付旅 外伝
レイラインポイントコンプリートの旅
酒の肴になる酒の話
マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻
さて、前回は酒に酔う原理と二日酔いになる原理、対処法!そして、迎え酒の効果と犬の毛の言い伝えの話でした。くれぐれも飲み過ぎに注意しましょう!お酒が皆さんにとってよき飲み物であります様に…。
マンハッタン!アメリカの地名のカクテルなのに!の巻
さてさて、カクテルofクイーンの別名を持つ「マンハッタン」これもまた、禁酒法時代の産物です。カナディアンウイスキー45ml、スイートベルモット15ml、アンゴスチュラビター1ダッシュ(1滴)ミキシンググラスでステアしてカクテルグラスに注ぎマラスキーノチェリーを添える!
禁酒法時代、アメリカの酒造メーカーはほぼ衰退してしまい、優秀な技術者は海外へ流出か転職!熟成を必要とするウイスキーは禁酒法撤廃後すぐには市場に出回れない!そこでマフィアが密輸していたカナディアンウイスキーが正規のルートで流入!というわけで、アメリカの地名のカクテルなのにカナダのウイスキー指定のカクテルは結構あります。
アメリカはこの経験をしているにもかかわらず、スペースシャトル時代に有人宇宙船の再突入の技術を失い、また現在エンジン技術をなくそうとしている!
さて、スイートベルモットって何?ですよね!ワインの記事でちょっとだけ触れましたが、ニガヨモギの花の香りをつけたフレーバードワインです。大きく分けてドライ(白)とスイート(赤)があります。フランスのノイリープラットはドライ(辛口)で有名、イタリアのチンザノは甘口で有名。イタリアンベルモットの事をスイートベルモットとも呼び、フレンチベルモットの事をドライベルモットと表現するカクテルブックも沢山あります。今はどうなんだろうか?
マラスキーノチェリーとは赤いさくらんぼなんですが!クリームソーダに付いてくるコンポートのチェリーではなく、塩漬けののちに赤く染めてアーモンドシロップにつけたものです。マラスキーノと言うさくらんぼの透明なリキュールも存在します!昔はこれに漬け込んでたそうです。赤いさくらんぼのリキュールはチェリーブランデーと言いますがブランデーではなくリキュールです。
そして、お待たせしました。酒が美味しさをマシマシのうんちくです!マンハッタンの名前の由来です!マンハッタン島の夕陽をイメージしている!マリリンモンローが映画「お熱いのがお好き」の劇中に作るシーンだ有名
更にありますよ!うんちく!そもそもこの世界の中心とも表現されるマンハッタン!タイムズスクエア、ブロードウェイ劇場、ウォール街、エンパイアステートビル、セントラル・パーク、ニューヨーク市役所、近くには自由の女神!9.11のグランドゼロもここにあります!この島は元々ネイティブ・アメリカンインディアンの所有する土地でした。土地を譲ってもらう交渉で大量のお酒を振る舞われたそうです。で!「酔っ払った!」という意味で「マンハッタン!マンハッタン!」って言っら島の名前になちゃったって話です。飲み過ぎに注意しましょう!
てな感じでたくさん、お酒の勉強させてもらいました。いい思い出の神戸!辛い思いでもあったけど、マンハッタン!マンハッタン!
まだまだお酒の話はつきませんが!そろそろ旅を進めますかね!
次回 元町中華街から異人街への巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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