日本メデイアの報道は中共公安当局の意のままに報道しているが、
世界ウイグル会議議長、カーディル氏は、今回の事件が中国当局によるウイグル族の弾圧の口実になることを懸念している。
天安門車炎上 「状況を注視」米が初見解、「ウイグル族の人権も」
産経新聞 11月1日(金)11時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000532-san-cn
米国務省のサキ報道官は31日の記者会見で、北京市の天安門前で起きた車両突入事件について「状況を注視している。現地で中国当局側と接触している」と述べ、北京の米大使館を通じて情報収集を進めていることを明らかにした。
米政府が同事件について公式に見解を示したのは初めてとみられる。
サキ氏は「米国は人権を重視しており、それはウイグル族社会にも当てはまる」と強調。ウイグル族とみられる容疑者が拘束されたことで、ウイグル族に対する弾圧や人権侵害が助長されるような事態は許されないとの認識を示した。
サキ氏は中国当局が捜査を進めていることを「支持する」と明言。一方で、中国当局が「テロ攻撃」と断定したことについては「現地からの報告を精査しているところだ」と述べるにとどめ、米政府としての判断は保留した。(共同)
ラビア・カーデル氏
天安門テロ事件、世界ウイグル会議議長が国際調査を提言=「当局の発表が事実だとは言えない」―英メディア
配信日時:2013年11月1日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78573&type=
2013年10月31日、英BBC中国語サイトによると、28日に中国・北京市の天安門前で起きた車両の突入事件について、世界のウイグル族組織を統括する機関である「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は国際的な独立調査を行うべきと主張した。
28日正午ごろ、北京市天安門前の金水橋に車両が突入し、車に乗っていた3人を含む5人が死亡、40人が負傷した。北京市公安当局は、すでに5人の容疑者を逮捕しており、死亡した3人の実行犯も含めて全員がウイグル人であるとしている。事件発生後、中国当局は新疆ウイグル自治区へ大量の武装警察を投入するなど、警戒を強めている。
「この事件はウイグル人に責任があるのでは」との質問にカーディル氏は、「そうかもしれないし、そうではないかもしれない。中国政府が厳格に情報をコントロールしているので、現在のところは何とも言えない」と答えた上で、「今回の事件について独立した国際的な調査が行われなければ、中国人の説明が事実だとは言えない」としている。
また、ロイター通信の書面での取材に対して「もしウイグル人による犯行ならば、動機は絶望から来るものだろう。中国共産党の支配の下では、ウイグル人に対する差別などの問題を解決する手段がないからだ」としている。
カーディル氏は、今回の事件が中国当局によるウイグル族の弾圧の口実になることを懸念している。「新疆ウイグル自治区だけでなく、チベットなど中国のほかの地域でも同様の“絶望”はある。ウイグル族だけの問題ではなく、中国全体の問題」とし、「根本的な問題は、中国政府による植民地統治および、言語、文化、身分、価値観、宗教信仰における文化的なジェノサイドである」と指摘している。(翻訳・編集/北田)
「ウイグル独立派が指示」 天安門突入で共産党幹部
朝日新聞デジタル 11月1日(金)12時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000028-asahi-int
【北京=倉重奈苗】中国北京市の天安門前に車が突入・炎上したテロ事件で、孟建柱・共産党中央政法委員会書記は1日までに、ウイグル族の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)の指示があるとの見方を示した。訪問先のウズベキスタンで香港メディアの質問に答えた。
孟書記は全国の警察・武装警察を統括する党中央政法委のトップ。今回の事件について「組織的、計画的な犯行」とした上で、「中央アジア、西アジア地域で活動する東トルキスタン・イスラム運動の指示が背後にある」と指摘した。
また、「中国政府は断固としてテロ組織をたたくため、対策を強化しなければならない」と述べ、国際社会に連携を働きかけていく考えを強調した。
ETIMは、2008年の北京五輪前後に新疆ウイグル自治区で相次いだ大規模爆弾テロ事件などへの関与が指摘されており、中国政府は警戒を強めていた。
朝日新聞社
世界ウイグル会議議長、カーディル氏は、今回の事件が中国当局によるウイグル族の弾圧の口実になることを懸念している。
天安門車炎上 「状況を注視」米が初見解、「ウイグル族の人権も」
産経新聞 11月1日(金)11時50分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000532-san-cn
米国務省のサキ報道官は31日の記者会見で、北京市の天安門前で起きた車両突入事件について「状況を注視している。現地で中国当局側と接触している」と述べ、北京の米大使館を通じて情報収集を進めていることを明らかにした。
米政府が同事件について公式に見解を示したのは初めてとみられる。
サキ氏は「米国は人権を重視しており、それはウイグル族社会にも当てはまる」と強調。ウイグル族とみられる容疑者が拘束されたことで、ウイグル族に対する弾圧や人権侵害が助長されるような事態は許されないとの認識を示した。
サキ氏は中国当局が捜査を進めていることを「支持する」と明言。一方で、中国当局が「テロ攻撃」と断定したことについては「現地からの報告を精査しているところだ」と述べるにとどめ、米政府としての判断は保留した。(共同)
ラビア・カーデル氏
天安門テロ事件、世界ウイグル会議議長が国際調査を提言=「当局の発表が事実だとは言えない」―英メディア
配信日時:2013年11月1日 10時40分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78573&type=
2013年10月31日、英BBC中国語サイトによると、28日に中国・北京市の天安門前で起きた車両の突入事件について、世界のウイグル族組織を統括する機関である「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長は国際的な独立調査を行うべきと主張した。
28日正午ごろ、北京市天安門前の金水橋に車両が突入し、車に乗っていた3人を含む5人が死亡、40人が負傷した。北京市公安当局は、すでに5人の容疑者を逮捕しており、死亡した3人の実行犯も含めて全員がウイグル人であるとしている。事件発生後、中国当局は新疆ウイグル自治区へ大量の武装警察を投入するなど、警戒を強めている。
「この事件はウイグル人に責任があるのでは」との質問にカーディル氏は、「そうかもしれないし、そうではないかもしれない。中国政府が厳格に情報をコントロールしているので、現在のところは何とも言えない」と答えた上で、「今回の事件について独立した国際的な調査が行われなければ、中国人の説明が事実だとは言えない」としている。
また、ロイター通信の書面での取材に対して「もしウイグル人による犯行ならば、動機は絶望から来るものだろう。中国共産党の支配の下では、ウイグル人に対する差別などの問題を解決する手段がないからだ」としている。
カーディル氏は、今回の事件が中国当局によるウイグル族の弾圧の口実になることを懸念している。「新疆ウイグル自治区だけでなく、チベットなど中国のほかの地域でも同様の“絶望”はある。ウイグル族だけの問題ではなく、中国全体の問題」とし、「根本的な問題は、中国政府による植民地統治および、言語、文化、身分、価値観、宗教信仰における文化的なジェノサイドである」と指摘している。(翻訳・編集/北田)
「ウイグル独立派が指示」 天安門突入で共産党幹部
朝日新聞デジタル 11月1日(金)12時46分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131101-00000028-asahi-int
【北京=倉重奈苗】中国北京市の天安門前に車が突入・炎上したテロ事件で、孟建柱・共産党中央政法委員会書記は1日までに、ウイグル族の独立を主張する「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)の指示があるとの見方を示した。訪問先のウズベキスタンで香港メディアの質問に答えた。
孟書記は全国の警察・武装警察を統括する党中央政法委のトップ。今回の事件について「組織的、計画的な犯行」とした上で、「中央アジア、西アジア地域で活動する東トルキスタン・イスラム運動の指示が背後にある」と指摘した。
また、「中国政府は断固としてテロ組織をたたくため、対策を強化しなければならない」と述べ、国際社会に連携を働きかけていく考えを強調した。
ETIMは、2008年の北京五輪前後に新疆ウイグル自治区で相次いだ大規模爆弾テロ事件などへの関与が指摘されており、中国政府は警戒を強めていた。
朝日新聞社
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