日本は極めて難題、国難に直面している。
日本国民は、強力な政治指導を嫌悪しているのであろうか。
強い政権の持続こそが、日本の世界的立場を強力に推し進めてきた。
それが、疑心暗鬼で、放り出すのであろうか、
百田氏など、保守と言われる人々は、無責任であると考える。
内閣支持率下落の原因は、新型コロナウイルスに対する対応であろう。
第一に、中国人の観光客を阻止しなかったことで、水際対策が破たんした。
第二に大きいのが、どうやら厚生労働省は感染検査を制限している事であり、
メデイアも全員検査すべきと言っているが、これは正しいのだろうか。
中国武漢では医療関係者3000名に感染が及んでいるし、韓国の感染拡大で
日本との検査数がメデイアの拠り所である。
今行われている検査は、察するところ,DNA検査とあまり変わらない。
特徴的なのは、検査能力が95%という事で、OCRなどを経験した者なら、
ノイズの混入はむしろ作業完了には邪魔である。テキスト化しないで、画像で
文書等を保存した方が効率的である。韓国での検出効率は60%とも聞いているが、
検査精度を上げれば、時間や作業が複雑化する。何より、検査に割ける人員確保が
必要である。韓国の検体数は日本の数等倍であるが、信頼に値する制度であろうか。
日本厚生労働省は、保健所を通じて感染検査を実行しているが、此処での排除が
日本国民には不評なのである。中国のように、医療機関そのものが壊滅的打撃を受けて
実行主体は人民解放軍の軍医殿であるように聞いている。民間の医療機関も
押し寄せる感染患者に潰されてしまった。にわか作りの医療機関は、一度入ったら、
焼却場に直行であると恐怖の的になっている。
ベトナムだかで、隔離を申し渡された韓国人観光客はホテルを所望したが、
多数あるホテル群の中で、ただ一軒のホテルが要請に応えた。
日本でも武漢からの生還第一陣では、ホテルが千葉の篤志家しか無くて、
同室に批判が殺到した。医療施設へ隔離する前の施設には、当然に個室と言う
制限事項が立ちふさがる。ダイアモンド・プリンセス号の場合も収容すべき施設も
ホテルも存在しなかった。これを、批判するのは市場原理に外れている。
肝心の感染主体の病室も、厚生労働省が医療費節約で省いてしまったというおまけまで付いてくる。
数年に一度の集団感染に対応する施設を維持するのは、税金の無駄と桜野党から指摘を受けるだろう。
メデイアがしきりと新型コロナウイルスを報道すれば、中身の無さに、消し去りたい衝動に駆られる。
対ウイルスに有効なのは、対インフルエンザにも効果がある。
それを連日見聞きさせるのは、苦痛が生じてくる。甲高い出演者の声も不快そのものである。
【産経・FNN合同世論調査】内閣支持率急落、1年7カ月ぶり不支持上回る、新型肺炎「不安」85%
2020.2.24 11:44
https://www.sankei.com/politics/news/200224/plt2002240007-n1.html
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は22、23両日に合同世論調査を実施した。安倍晋三内閣の支持率は、前回調査(1月11、12両日実施)より8.4ポイント減の36.2%で、不支持率は7.8ポイント増の46.7%だった。不支持率が支持率を上回ったのは平成30年7月以来、1年7カ月ぶり。一方、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスへの政府対応については「評価する」との回答が46.3%だったのに対し、「評価しない」が45.3%で評価が分かれた。
新型コロナウイルスにどの程度不安を感じているか尋ねたところ、「大いに感じる」と「ある程度感じる」を合わせて85.0%に達した。政府が公表した受診の目安を「知っている」と答えたのは59.4%にとどまり、68.6%が「政府の情報提供は十分かつ的確だと思わない」と答えた。
感染拡大を防ぐ水際対策として、政府が発生地の中国湖北省など一部地域を入国拒否とする中、中国全土からの入国を一時的に禁止することに関しては「賛成」が67.7%で、「反対」の25.1%を大きく上回った。日中両政府が今春に予定する習近平国家主席の国賓来日に「賛成」と答えたのが43.8%で、「反対」は41.7%だった。
一方、首相主催の「桜を見る会」をめぐる安倍首相の説明について「納得していない」との回答は78.2%に上った。ただ、国会は「桜を見る会」と新型肺炎の問題のどちらを優先して審議すべきかを聞いたところ、89.0%が「新型肺炎」と答えた。
政党支持率は、自民党が前回比7.8ポイント減の31.5%で、野党第一党の立憲民主党は8.6%と前回より2.7ポイント上昇した。無党派層に相当する「支持する政党はない」は41.9%で2.2ポイント増だった。