立場上、よくですね、
合唱団で立て替えをすることがあります。
コピー代とか、紙代とか、もろもろですね。
で、領収書をお願いするわけです。
「何て書きましょうか?」と聞かれて、
「○○合唱団」でお願いします、と答えます。
本当は、合唱団名って、
我々には馴染みがありますが、
一般の人からすると、「???」という単語になります。
なので、説明が面倒です。
例えば、「新潟ユース合唱団」なら、
「漢字とカタカナで、
新潟、(書き終わるのを待って)ユース、(待って)合唱団で」
と説明します。
合唱団Lalariの場合、
アルファベットの説明が面倒なので、
「漢字で合唱団、(書き終わったら)カタカナでララリ、です」
としています。
しかしですね、これ、
合唱団名って、ほとんど業界用語というか、
隠語に近いものがあります(言いすぎ?)。
だって、練習会場を借りたりする時、
当日行ってみると「ララリー」って書いてあったりするし(笑)。
ついでに言うと、発音も、結構おかしなことになります。
ユートライだと、
ん、、、どうやって書いたら分かるか。。。
「(↑)ユー(↓)トライ」が正しいのですが、
「(↑)ユートラ(↓)イ」になったり、
ララリだと、
「(↑)ラ(→)ラ(↓)リ」が最も適当ですが、
「(↓)ラ(↑)ラリ」とか。
合唱祭やコンクールといった、
業界内でもそんなもんですから、
一般の人に説明するのって、非常に面倒ですね。
当たり前だと思っている単語は、一般的にはそうではない。
実は、話が逸れています。
というのも、「漢字考」です。
何故「漢字考」なのか。
実は、領収書をお願いする時に、
「漢字で合唱団。。。」と言ったとき、
下記のような間違いに、違う2,3人の人から出くわしました。
楽唱団
これを見た時、僕は、
「あっ、そうでなくて。。。」と、
この字を否定するのがためらわれました。
だって、なんか、そういう間違いなら良っかな~と(笑)。
なんか、否定しづらい間違いだなと思ってしまい、
実はレジの方、違う数人からこの同じ間違いがあったのですが、
そのまま訂正せず流してしまいました。
言い得て(書き得て)妙ですね。
楽しい唱なら、いいですよね。
そういうイメージなのかも。
今日書きたかったことは、
合唱団名のみならず、
合唱という単語自体が、
こっちの業界でしか使う用事かないということですね。
まあ、悲しいことではありますが、
どの業界もそんなものだと思います。
未知なる業界の、未知なる単語が、
この世にはたくさん存在するということですね。