佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

漢字考~業界の言葉って、一般には分かりづらい?~

2007年04月18日 23時40分45秒 | 合唱

 

 立場上、よくですね、

合唱団で立て替えをすることがあります。

コピー代とか、紙代とか、もろもろですね。

 

 

 で、領収書をお願いするわけです。

「何て書きましょうか?」と聞かれて、

「○○合唱団」でお願いします、と答えます。

 

 

 本当は、合唱団名って、

我々には馴染みがありますが、

一般の人からすると、「???」という単語になります。

なので、説明が面倒です。

例えば、「新潟ユース合唱団」なら、

「漢字とカタカナで、

新潟、(書き終わるのを待って)ユース、(待って)合唱団で」

と説明します。

合唱団Lalariの場合、

アルファベットの説明が面倒なので、

「漢字で合唱団、(書き終わったら)カタカナでララリ、です」

としています。

 

 

 しかしですね、これ、

合唱団名って、ほとんど業界用語というか、

隠語に近いものがあります(言いすぎ?)。

だって、練習会場を借りたりする時、

当日行ってみると「ララリー」って書いてあったりするし(笑)。

ついでに言うと、発音も、結構おかしなことになります。

ユートライだと、

ん、、、どうやって書いたら分かるか。。。

「(↑)ユー(↓)トライ」が正しいのですが、

「(↑)ユートラ(↓)イ」になったり、

ララリだと、

「(↑)ラ(→)ラ(↓)リ」が最も適当ですが、

「(↓)ラ(↑)ラリ」とか。

 

 

 合唱祭やコンクールといった、

業界内でもそんなもんですから、

一般の人に説明するのって、非常に面倒ですね。

当たり前だと思っている単語は、一般的にはそうではない。

 

 

 実は、話が逸れています。

というのも、「漢字考」です。

何故「漢字考」なのか。

 

 

 実は、領収書をお願いする時に、

「漢字で合唱団。。。」と言ったとき、

下記のような間違いに、違う2,3人の人から出くわしました。

 

  

 

楽唱団

 

 

 

 これを見た時、僕は、

「あっ、そうでなくて。。。」と、

この字を否定するのがためらわれました。

だって、なんか、そういう間違いなら良っかな~と(笑)。

なんか、否定しづらい間違いだなと思ってしまい、

実はレジの方、違う数人からこの同じ間違いがあったのですが、

そのまま訂正せず流してしまいました。

 

 

 言い得て(書き得て)妙ですね。

楽しい唱なら、いいですよね。

そういうイメージなのかも。

今日書きたかったことは、

合唱団名のみならず、

合唱という単語自体が、

こっちの業界でしか使う用事かないということですね。

まあ、悲しいことではありますが、

どの業界もそんなものだと思います。

未知なる業界の、未知なる単語が、

この世にはたくさん存在するということですね。