とある後輩から時間を作ってほしいと言われ、
会ってきました。
あ、女性じゃありません（笑）。
で、要は相談だったのですが、
うーん、自分が歯がゆかったですね。
人に相談する人って、
多分ですが、背中を押してほしいという人が
ほとんどだと思います。
つまり、わかりやすさが求められる、
そう思います。
しかし、僕は、それを分かっていつつも、
そう出来なかったんですね。
そういう自分も分かり、歯がゆさを感じたわけです。
最近良く思うのですが、
やっぱり僕は「分かりにくい」人間なんだと思います。
これは、皆さんが僕に抱いている分かりにくさ、
みたいなものではなく、
「分かりやすい」ということへのアンチテーゼみたいな考えが、
僕の根底にあるのだと思います。
例えば、相談されたことについて、
「どうしたらいいですか？」ということに、
「こうするべきだよ」と言う事や、そこまではっきりしなくても、
「こうするのが良いと思うよ」くらいのことは言うでしょう。
僕も、今日は、そう話そうと思って話してはいたのですが、
やっぱり、どうもうまい答えを導き出せない。
それも分かって、歯がゆさを感じるんですね。
別の例えにします。
合唱団に団員を勧誘すること、
それに限らず、何らかのそういう勧誘ってありますよね。
そういう時って、
「これこれこういうことがあるんだけど、
絶対楽しいよ、一緒にやろうよ！」
というのが、誘う定番というか、
熱さだと思うんですよね。
しかし、僕が何かを誘う時、
どうなるかというと、
「実はこれこれこういうことがあるんですけど、
こういうことは楽しいと思うんですよね。
ただ、これこれこういうこともあって、
こういうこともあるんですよね。
だから、実際やるのは色々大変かなと思うのですが、
もしお時間あって都合がつけば、どうでしょうかね」
となります。
要は、セールストークが出来ないんですね。
誘う時って、分かりやすい熱さが必要だなと自分でも思うんですが、
どうも、良いところばかりを挙げて、
悪いところに触れない、目をつぶって黙っておく、
というのが出来ないんですよね。
物事って、色々な側面があるので、
見方によってはいろいろな見方が出来るんですよね。
僕は、そういう可能性という可能性を
まず自分で全部洗い出します。
で、その良いところだけを話せば良いのですが、
それが出来ないんですよね。。。
だから、誘い文句としては弱くなる。
僕のことを良く知っている人は分かると思いますが、
僕が団員の勧誘が苦手というか、
そういう部分にあまりタッチしないのは、
そういう部分があるからです。
人に言わせると、
「そんなことは相手が考えることだから」と。
「貴方が気を遣うことじゃない」と。
そのとおりです。
うーん、分かっているんですけどね。。。
こういうところが「分かりにくさ」に繋がるんですね。
先日のコメントにありましたが、
それが魅力、と言われても、、、と（苦笑）。
ほとんどないのですが、
僕がごくたまに悩み相談を受けると、
相手に「こうした方が良い」という提示をせず、
本人のもつれた思考を一つずつほぐして、
現状を冷静に把握させ、
いくつかの方法を提示し、自分で考えさせる、
こういう風になりますね。
うーん、我ながらまどろっこしい！
男には、そういう強引さも必要ですよね、うん。。。
ん、、、話が逸れそうですね（笑）。
というか、こういうことをいちいち書いていますが、
前書いたことと、問題の根本が同じですよね。
これを読んでる皆さんが「いい加減にしろと」言いそうですが（爆）。
今回も、経験談や、自分の考えを話しましたが、
相手のニーズと一致したのかな。。。と
不安を覚えて帰ってきました。
というか、どういうニーズかを手探りしつつ
結局分からなかったというか（笑）。
うーん、分かりにくい。
そうです。
僕は、自分の根本が分かっているので、
自分のそういうところを見て、
僕は皆さんが思っているより分かりやすい人間だと
自分で思うのですが、
それが真っ直ぐ出てこないということで、
分かりにくい人間になっているわけですね。
うん、今分かりました（笑）。
うん、何と分かりにくい今日の日記か（爆）。すみません。。。