●出かけた日:2017年4月4日(火)
●歩いた足跡(ログ)
(以上の地図:国土地理院)
「女岳」を望む。
S40年代の前半に噴火した「女岳」は、今も地表温度が高い部分があって、雪の季節にも溶岩が固まった黒い地肌を露出させている。
頂上すぐ下の緩い斜面越しにスキー場方面を望む。
この先、すぐ下が傾斜のきつい痩せ尾根である。こんな具合なので、登っている途中で頂上は見えなかったはずだ。
南の方にカメラを向ける。
「女岳」を取り囲む外輪山が写る。写真中央やや右寄りの尾根筋に黒い点々がある場所は、大きな岩が立ち並んでいる「五百羅漢」と思われる。
「仙北平野」から「駒ヶ岳」を眺めると、「男岳」、「女岳」とこの外輪山がよく望まれる。
頂上には15分ほどいて、滑らないように気をつけながら下り始める。少し下って痩せ尾根に差しかかったところ。
スキー場を真下に見るようなきつい傾斜で、ゆっくり慎重に降りる。
一時間ほど下って、第3リフト降り場に着く。登りの半分の時間である。止まっているリフトのシートは、底抜けになっている。よく見ると、底板は背板に重ねるように跳ね上げているだけなので、それを水平にし、そこに座ってしばし休憩する。
シートを元に戻し、また、ひたすら下る。途中、「田沢湖」が陽射しを反射して光っているのでカメラに収める。
左ひざが少し痛むが、スノーモービルの跡をたどりながら出発したレストハウスに到着する。
往復6時間、出発した時は思いも寄らなかったが、頂上まで登ることができたので、何度か車から「男岳」を振り返りながら帰路に着く。
(終わり)
次回からまた「仙北平野」歩きの記事を掲載しますので、よろくしお願いいたします。
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