ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★田沢湖スキー場、三たび(その3)

2017年04月22日 | 山・麓歩き

●出かけた日:201744日(火)

●歩いた足跡(ログ)

(以上の地図:国土地理院)

 「女岳」を望む。

 S40年代の前半に噴火した「女岳」は、今も地表温度が高い部分があって、雪の季節にも溶岩が固まった黒い地肌を露出させている。

 頂上すぐ下の緩い斜面越しにスキー場方面を望む。

 この先、すぐ下が傾斜のきつい痩せ尾根である。こんな具合なので、登っている途中で頂上は見えなかったはずだ。

 南の方にカメラを向ける。

 「女岳」を取り囲む外輪山が写る。写真中央やや右寄りの尾根筋に黒い点々がある場所は、大きな岩が立ち並んでいる「五百羅漢」と思われる。

 「仙北平野」から「駒ヶ岳」を眺めると、「男岳」、「女岳」とこの外輪山がよく望まれる。

 頂上には15分ほどいて、滑らないように気をつけながら下り始める。少し下って痩せ尾根に差しかかったところ。

 スキー場を真下に見るようなきつい傾斜で、ゆっくり慎重に降りる。 

 一時間ほど下って、第3リフト降り場に着く。登りの半分の時間である。止まっているリフトのシートは、底抜けになっている。よく見ると、底板は背板に重ねるように跳ね上げているだけなので、それを水平にし、そこに座ってしばし休憩する。

 シートを元に戻し、また、ひたすら下る。途中、「田沢湖」が陽射しを反射して光っているのでカメラに収める。

 左ひざが少し痛むが、スノーモービルの跡をたどりながら出発したレストハウスに到着する。

 往復6時間、出発した時は思いも寄らなかったが、頂上まで登ることができたので、何度か車から「男岳」を振り返りながら帰路に着く。

(終わり)

 次回からまた「仙北平野」歩きの記事を掲載しますので、よろくしお願いいたします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★田沢湖スキー場、三たび(そ... | トップ | ★旧大曲市四ツ屋・旧神岡町神... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

山・麓歩き」カテゴリの最新記事