「COREDO室町1」に行く途中
冬のうなぎを求めて
「日本銀行」ウラの「鰻 いづもや」に寄ってみます。
本店本館は、今でも創業当時の建物のままです。
伝統を大切にする日本橋らしい落ち着いた雰囲気を感じます。
目当てのうなぎは、「特別サービス限定10食(午前11時~)」
路地を入ったところにある別館は隠れ家的存在で、左側がお座敷の入り口
右側が椅子テーブル席の入り口です。
並ぶ場所は、本館別館の右側の入り口前です。
限定は、蒲焼が3枚(1匹半)並んだお得なうな重です。
肝吸い、または赤だし付きで3,300円(うな重(葵)5,720円と同等品です。)
先着順のため10時半に伺うと、すでに2名並んでいます。
店の注意書きには「どなたかが先に列に並び
あとから来られて合流するのはご容赦ください。
順番通り最後尾にお並びください。」と書かれています。
「いづもや」は昭和21年(1946年)戦後間もなくこの地「日本橋本石町」で76年の創業。
初代、岩本六右衛門が昭和17年(1942年)に神田美倉橋ガード下で始めたのが最初
戦争で一時商売を辞め、戦後、今の場所にて再開。
感染対策も良く、向かいのアクリル板のため、話しもできません。
まずは「白鷹」のぬる燗で、のどを潤します。
「板わさ」を酒の肴に一杯。さすがに「鈴廣のかまぼこ」は弾力があります。
添えられた「ミョウガの細切り」と「さび」は赤軸でしょうか。
わさびは全部使わず残しておきます。
まずは「お新香」も美味しく、酒のアテになります。
「肝吸い440円」、「赤だし440円」も好きですが
うなぎには肝吸いのセットで。
ぬる燗でちびちびやってると
きました! うな重(ごはん少な目)
重箱のふたが、漆の地に金埋めの「日本橋」。
いいですね~魅入ってしまいます。
ふたのウラは、控えめに家紋など入れず、四文字で。
箱のふちまでギッシリと、きれいな焼きめ、ご飯の粒は見えません。
炭は紀州備長炭を使用し、蒲焼のタレはあっさりめ
脂の乗ったうなぎの旨みを存分に引き立て、品のいい味わいに仕上げています。
うなぎはふっくらと、お箸も「スッ」とはいります。
残ったワサビをチョイとのせて、日本酒のアテに。
タレがあっさりなので、白焼きのようにこれもまた合います。
やっぱり うなぎを食するなら「冬」 ですね。
【鰻 いずもや】
住所:〒103-0021 東京都 中央区 日本橋 本石町3-3-4
電話:03−3241−2476
休日:日曜、祝日
営業時間:《本館》《別館》共に
【月曜~土曜】午前11時~午後2時30分
午後5時~午後10時
※「いいね!を押したくても押せません。」というコメントが!
「goo blog」では、gooに登録しないと簡単に「いいね!」を押せないようです。