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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ

①川原湯温泉 沢渡温泉 ふたり旅

150湯以上は巡ったでしょうか、源泉かけ流しの温泉にひかれて山をてくてく秘湯探し
共同湯や湯街で出会った人との世間話に心癒されて

 新緑や紅葉の中で露天につかる 至極のひととき

風情ある内湯 ツルツル湯だったり、ぬるぬる湯だったり 
山あいの秘湯の湯を満喫してきた あの日を振り返ります


ある年、近所の湯好き人と群馬県の「川原湯温泉・沢渡温泉」を巡ります。

 

上野から高崎まで「特急 水上号」に乗車します。


さっそく、お決まりの駅弁とゆで卵を買い求めます。

 


高崎駅で吾妻線に乗り換えて、吾妻川を左に見ながらトコトコと「川原湯(かわらゆ)温泉駅」に向かいます。


 

【2014年9月24日】

八ツ場ダム(群馬県長野原町)の建設に伴って付け替えられるJR吾妻(あがつま)線のうち、
水没予定区域周辺の10.4キロの運行が24日に最終日を迎えました。

この日は、区間内の川原湯温泉駅の現駅舎も役目を終え、木造駅舎との別れを惜しみます。

2001年に訪れた思い出をのせ、「八ツ場ダムに沈む川原湯温泉駅に別れを惜しみます」

 

 

 

 

 

 

 

ここは温泉街の駅前入口

 

 

 


ここからは坂道です、登りきると川原湯温泉街があります。


ここの温泉は、八ッ場(やんば)ダム建設で沈むといわれた温泉街です。
今から訪れる浴場も全てダムの下に沈んでしまうと聞き、訪れた旅でした。
記憶だと2014年には、すでに水の中のはずだったのですが。それが……

 

その後、政権が変わり工事が止まって、あれから数年。
また、当時の政権が戻り、工事が進み始めました。完成は2020年だそうです。


まずは、「聖天様の露天風呂」に行きます。


階段を登りきり、入浴管理料100円を入れます。


山の頂上に建つあずま屋の石風呂です。新緑や紅葉時期は、最高のはずです。


次の湯は「笹湯」。畑の中にのどかに建つ共同湯です。


清潔感がある綺麗なお風呂です。


道沿いに登って行くと、数軒の旅館がひしめいています。

川原湯神社の近くの源泉で、「温泉玉子」を作れると聞き、お店で玉子を買います。
なんと、1パック(10個)売りからです。  どうしょうか迷っていると、


優しいお方 「やまきぼし旅館」の従業員さんでしょうか 自分のを分けてくれると。
有難く 懐かしい思い出です。


登り切った頂に出ました。この下はダム湖になるため、温泉街は移転するそうです。


『2014年現在、あの降り立った駅も線路の一部も水没します。
新駅舎は、現在地より80メートル高台に完成しています。今秋に新線に切り換わりそうです。

新駅舎の改札からホームまで下りる階段の両壁は、全面ガラス張りでダム湖が一望できます。』


頂で見つけた「豊田乳業」。  ヨーグルトも牛乳も濃くて美味しい。

 


もう一つの歴史のある湯に行ってみます。
1193年に、源頼朝が狩をしている最中に発見したとされる。共同浴場の「王湯」です。

源氏の家紋が掲げられています。


階段を降りると、趣きのあるお風呂が。熱くて入れません。


2001年に訪れた時は、「王湯」の舞台がある座敷で休憩したり。 

お隣の食事処「寿し徳」から出前した「あいもり(蕎麦とうどんのセット)」を頼んだり と。

受付の方には、無理言って地酒を徳利に入れてもらったり と楽しい思い出がいっぱいです。


もう一度訪れたい湯場です。

長い建設反対の歴史をへて、現在は、八ッ場ダムの建設が進められています。

昔の風情を今に残している温泉街 古き良き歴史ある川原湯温泉を 瞳に焼き付けます。


川原湯温泉を満喫し、「中之条駅」まで戻ります。 

「沢渡温泉」行きのバスを待ちます。


今日の宿は、「癒やしの一軒宿 暮坂乃里」に向かいます。


到着しました。

「草津の治し湯・仕上げ湯」とも言われる「沢渡(さわたり)温泉」。


 明日は、”美肌の湯” を堪能します。

 

①川原湯温泉 沢渡温泉 ふたり旅 前編 コチラをクリック!

②川原湯温泉 沢渡温泉 ふたり旅 後編 コチラをクリック!  

 

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