屋形船で会う前に草津温泉に向かう弟夫婦
珍道中も楽しそうな旅のよう
館林市で途中下車し、向かうはあの有名な「花山うどん」
創業は明治27年 「鬼ひも川」をお土産にいただきます。
茹でれば、5cmもあろう幅広なうどん
喉越しよく食べてしまうと、痛めた喉に引っかかりそう。
よ~く噛みしめて、食感を楽しめるうどんです。
まず再現したのは、ツルリ感を楽しむ「ざるうどん」
幅3センチの「鬼ひも川」の乾麺を大きな鍋で茹でること11分、冷水でしっかりもみ洗いしコシを出します。
お箸ではさむのも楽しく、この弾力と食感がたまりません。
箸から滑り落ちて食べづらいのも、ツルツルプルプリ感のたまものです。
もうひと品は、花山うどんの定番「肉釜玉うどん」。
用意するトッピングは、味付け豚薄切り肉 、玉ねぎスライス、めんつゆ、温泉たまご 、青ねぎ、きざみのり、かまぼこのオールキャスト。
温泉たまごも茹で過ぎて このとおり。
冷たくてもいいのですが、ゆで上げた麺を熱いまま器に盛りトッピングを飾り付けメンつゆをかけます。
よくかき混ぜて、温かい麺を食べるとモチモチの食感を楽しめます。
残った「鬼ひも川」をふるさとの「だご汁」味にしていただきましようか。
熊本県では「だんご」を「だご」と呼ぶことからこう呼ばれています。
本来、小麦粉を練ってちぎった平らな団子を使うのですが、「鬼ひも川」に替えて作ってみましょ。
阿蘇だとミソ味をベースに豚肉、ゴボウ、ニンジン、大根、里芋、椎茸の山の具を入れますが、有明海は貝類と鶏肉を入れ、すまし汁風のだご汁を作るようです。
ちなみに大分は「だんご汁」と呼びます。さてどの味で楽しみましょうか。
今度は、本場の茹で加減を賞味に近場の「花山うどん 銀座店」に寄ってみましょ。