平日の9時、都美(東京都美術館)に着いたら、門の前にはなんと40名が並んでいます。
皆さんのお目当は「モネ展」、9時半の開門時には、130名ほどの行列です。
バッグを無料ロッカーに預け、足早に入口へ向かいます。
まずは、ほかの絵には見向きもせず1階の「印象、日の出」を見に行きます。
絵の前に来ましたがまだ誰もいません、前列でじっくりと観賞します。
皆さんも考える事は同じらしく、徐々に人が増えてきました。
案内の方が、「立ち止まってじっくり見たい方は中央に」。
歩きながら見る方は左に並んで下さい」と促しています。
時間とともに、目の前に人の列が並びようになり、絵が見づらくなります。
照明がいいからでしょうか、暖かい「印象、日の出」になっています。
印象派の絵ですが、見ればみるほど写実です、目を細めると尚更感じます。
ひととき観賞した後、エレベーターで地下に降り、入口から改めてゆっくりと観賞します。
2階のミュージアムショップで気に入ったポストカード《ジヴェルニーの黄色いアイリス畑》を買い求めます。
代表的な「印象、日の出」「睡蓮」ではなく、草原にアイリス(あやめ)の紫咲く和らいだ風景です。
10時半ごろの入口には多くの人が詰めかけています。
「モネ展」に行かれる方は、お早めに。 人の流れは、さほど混みあわず穏やかに流れています。
谷中・根津・千駄木方面に帰る途中、芸大の近くにある「黒田清輝記念館」に寄ってみます。
絵もさる事ながら建物に目を惹かれます。
設計したのは歌舞伎座、 明治生命館や関東大震災後のニコライ堂を再建した東京美大教授の岡田氏、中世ヨーロッパの貴族の館を参照したといわれています。
代表的な絵は、切手にもなった「湖畔」、リニューアルした特別室に展示されています。
次回の開室日は、2016年1月2日(土)~1月17日(日)です。
観覧料は、無料です。
「モネ展」の後期観覧期間は、10月20日~12月13日までです。
※特別出展の《印象、日の出》は10月18日まで。
※限定展示の《ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅》は後期観覧期間です。
谷中の「カヤバ珈琲」により、柔らかい日差しの入る窓側の席に座り余韻にひたります。
《区民カレッジ受講中 「女性美術家の作品世界と人生」河原啓子講師》
お話しを聞いたメアリー・カサット、薫り高いエレガンス、意志あるまなざし、あふれる愛情。
あのドガも魅了し、新しい世界を切り開いた印象派の女性画家「メアリー・カサット展」。
来年6月開かれます。
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