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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

箱根 強羅 懐石料理 花壇 箱根旅

お昼時、以前から訪れたかった


箱根強羅駅から歩いて3分の所にある高級料亭旅館「強羅花壇」に伺います。

 

 

 

 

 

強羅花壇に泊まるには、あまりにも高級すぎて、

せめて敷地内にある「懐石料理 花壇」に立ち寄って、

強羅花壇の奥深い味を堪能してきます。

 

 



雪の残る箱根に佇む旧閑院宮別邸。

外観は中世ヨーロッパのハーフティンバー様式、内観は、アールデコ様式です。

古き良きヨーロッパのエッセンスが随所にみられます。

 

 

 

 

予約した窓側の席に案内してくれます。

窓の外の木々には雪が残り、青い空とみどりの木々のコントラストが綺麗です。


ときおり、雪の落ちる音が ……。

 

 


「花乃膳」をいただきます。

食前酒が朱塗りの器で供されます。梅みつと柚子みつを選べます。

私は梅みつ、紀州の南高梅と蜂蜜だけで作った爽やかな甘さと香りです。

つれあいは柚子みつ、手もぎ柚子のしぼりたて果汁です。

 

 


先附は、酢〆蕪の海老巻です。

 

 


御椀は、香りが高く、出汁も美味しくて、写真を撮るのも忘れてしまいました。


向附は、上品な器に盛られた烏賊と鯛のお造りは、新鮮で美味しいです。

 

 


お弁当は、2段の柿漆の重箱の中に色とりどりの食材があり、目にも鮮やかです。

胡麻和え、だし巻き卵、鰆の焼き魚、山葵の葉のお浸し、くわい

 

 


御飯は、帆立ご飯に、お汁は白味噌仕立て、柚の香がたまりません。

 

 


甘味は、ブラマンジェにイチゴをあしらい、ショウガの和風味で上品なお味です。

ガラスの器に鋳物の葉っぱのプレートの受け皿で供されます。 

 

 

 

味も量的にも品が良く、美味しくいただきました。ゆっくりと…


食後に、景色のいいカフェに案内され

「強羅花壇」に向かう廊下を歩きながら、珈琲をいただきに行きます。

 

 

 


長い廊下を抜けると右側に強羅花壇のフロントがあります。

目につくのが、建物の設計の素晴らしいこと。

階下には、2階まで吹き抜けた旅館の中心となる造形美。

大回廊が一直線に抜けており端から端まで200mぐらい真っ直ぐに抜けた空間です。

開放感がありますね~ 居心地がいい宿です。

 

 

 

 


「強羅花壇ラウンジ」珈琲の香りが部屋に漂い 

 

 


開放感がある外の景色を眺めると 明星ヶ岳の大文字が見えます。

 

 


つれあいとゆっくり余韻を楽しみながら 雰囲気と居心地の良さに癒やされます。

懐石花壇、ラウンジスタッフの応対も丁寧で、また伺いたいと思うお宿です。

 

 

 


余韻を感じながら席を立ち 強羅駅に。

ケーブルカーに乗って早雲山駅へ向かいます。

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