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ひとり ときどき ふたり旅 さんぽ 壱

吉祥寺 早朝 小ざさ ようかんに並ぶ

 

30年前からうわさに聞いてた美味しいもの

時間も取れるようになったので、日帰り旅気分で訪ねてみます。

 

木曜日、4時半に起きて、身仕度し「吉祥寺」に向かいます。

めざすは、昭和26年創業の「小ざさ(おざさ)」の煉ようかん。

 

携帯の椅子とペンとコーヒーとサンドイッチと本を持ち

1時間中央線に揺られ、吉祥寺駅に到着。

 

 

6時10分に店の前に行くと行列は16番目、すでに15人が並んでいます。

以前は、一番目の人が前日の深夜から並んだとか。ほんとに「幻のようかん」です。

 

並ぶ場所も他の店に迷惑をかけないよう、暗黙の決まり事があるみたいです。

眠い目をこすりながら、整理券を配るまでの2時間待ちます。

 

常連の方は慣れたもので、列を回りながら世間話しをして、なごませてくれます。

 

ようかんは、1人3本まで購入、日に販売するのはわずか150本。

ひとり3本買うとして、50名が購入できる権利を持っています。

 

アーケードを通る通勤びとを見ながら時間をつぶします。

8時には、すでに50名に達したようです。

創業時から毎日、毎朝続く吉祥寺界隈の風物詩です。

 

整理券の配布は、8時15分からはじまります。

 

「本数・並んだ時間・氏名・電話」を聞かれます。

 

整理券を渡され、10時の開店でまた並ぶので、店の前に椅子を置いてキープします。

 

 

横にある「コメダ珈琲店 吉祥寺ダイヤ街店」で、モーニングをとり時間をつぶします。

 

 

整理券をよ〜く見ると、氏名・電話が転写されていません。

持ってきたペンで記入します。不正がないか確認するためでしようか。

 

時間を持て余すので、吉祥寺「ダイヤ街」のアーケードを散策します。

 

 

 

9時、車が横付けされ、「ようかんともなか」をお店に搬入しています。

 

 

そろそろ開店時間、椅子から立ち上がりお店の前に!

 

 

自宅を出て帰宅まで、5時間半をかけて、やっと「ようかん」をゲットしました。

あと、並ばなくても買える「もなか10個入り(黒・白)も3箱買って、吉祥寺をあとにします。

 

 

最中のパッケージも粋ですね~

 

形も面白く黒あんと白あんがあります。

「空也 もなか」と比べて、カワはひっつきますが、 

あんこは、こちらのがさっばりとしています。

賞味期限は5日です。1箱780円

 

みどりの箱をあけると、18×3.5×4.5㎝の小箱「本煉ようかん」があらわれます。

その中にアルミに包まれたようかんがでてきます。

賞味期限は5か月です。1箱870円

 

すぐに食べれば、水羊羹と羊羹の中間のようなみずみずしさ。

1週間以上おくと砂糖が馴染んで味が熟成されるようです。

 

2セットは、お世話になっているMさんに

掛川から上京するお母さんも、喜んでくれるでしょうか。

 

   

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