秋旅は今年で28回目の旅です。
若いころ、温泉旅に行くお誘いを受け、いつのまにかこんなに温泉に行かせてもらいました。感謝 感謝。
毎年の旅をと 感心がられたりもします
でも 年々歳々人同じからず 行くたびに感じることが違います
今回の旅を 皆が見て 何を思うでありましょう
平成元年から始まった
職場の仲間たちとの 年に1回の温泉ぶらり旅
今までの温泉地と宿を振り返ると
1回 下賀茂 石廊館
2回 白 子 民宿まさや
3回 仙石原 箱根甲子園(ホテルハーヴェスト箱根甲子園)
4回 湯ヶ島 落合楼(落合楼 村上)
(平成5年幹事不調のため中止)
5回 箱根湯本 おかだホテル
6回 熱 海 富士屋ホテル
7回 日 光 千姫物語
8回 稲 取 白雲閣
9回 湯河原 幸太荘
10回 真 鶴 民宿かねか
11回 草 津 望雲
12回 稲 取 東海ホテル湯苑
13回 戸 田 御宿きむらや つわぶき亭
14回 四 万 四万やまぐち館
15回 宇佐美 伊豆の湯荘
16回 今井浜 民宿とみた
17回 湯西川 本家伴久萬久旅館
18回 沼 津 はまゆう
19回 湯河原 幸太荘
20回 安房小湊 海の庭
21回 鬼怒川 七重八重
22回 伊 東 青山やまと
23回 川 治 宿屋伝七(現在:星野リゾート 界 川治)
24回 川 場 悠湯里庵
25回 別 所 旅館花屋
26回 河口湖 秀峰閣 湖月
27回 京 都 三井ガーデンホテル京都三条
28回 松 本 和泉荘
台風は日本の南をぬけそうで、影響も受けずに紅葉時期の町家をぶらりと出来るといいのですが。
10月29日新宿駅に集合 皆さんは駅弁を片手に集まってきます。
向かう先は 「信州 長野県の松本」 あずさ号で2時間30分の旅です。
安曇野観光や北アルプス登山の玄関口、
都会の喧騒を逃れて、JRの松本駅降り立つと懐かしさすら感じます。
駅に着くと「アルピコタクシー」の方が迎えてくれます。
「松本市街地ちょこっとめぐり1時間」で「ジャンボタクシー9人乗り」で
「国宝 松本城」→「旧開智学校」→「中町通り」を巡ります。
まずは、「松本城」に向かいます。
現存最古の「五重六階の天守」は、国宝に指定されています。
国内現存12天守のうち、国宝に指定されているのは5城のみとなります。
北アルプスや美ケ原高原の山並みを借景に、黒と白のコントラストで風格がある姿が見事です。
次に向かうのは、「旧開智学校」。 日本で最も古い小学校のひとつです。
明治6年に開校、昭和38年まで使われ、懐かしい木机や木椅子。
「ダルマストーブ」も懐かしい。
女学生を思い出して、窓の紅葉を…
明治時代の代表的だった和洋織り交ぜた建築の校舎は、
重要文化財に指定されています。
車中で松本のこと教えてもらいながら「中町通り」に向かいます。
白壁と黒なまこの土蔵が立ち並ぶ趣のある通りです。
商店街には民芸、工芸、和洋菓子、飲食などたくさんのお店が並んでいます。
今日のお宿は、「浅間温泉の和泉荘」。宿まで送ってもらいます。
シックな外壁で旅館内には、お蕎麦屋さんもあります。
旅行参加20回達成のUさんの表彰式、そして御芳志までいただいて恐縮です。
個室を用意していただき、料理も色鮮やかで宴が盛り上がります。
外は台風の影響でしょうか大雨です。このまま通り過ぎて明日は台風一過。
朝食も品数が多く、みなさんお腹いっぱいです。
タクシーで向かうは、ナワテ通りの「四柱神社」。
すべての願い事が叶う「願いごとむすびの神」として有名です。
4つの神をまつっていることから「四柱」と言われています。
台風一過、こんなに晴れわたっています。
「縄手通り商店街」、城下町の風情が楽しめる商店街です。
カエル大明神など街のあちこちで、カエルのオブジェが迎えてくれます。
途中有名な「喫茶 まるも」に寄ってみます。
昭和31年「松本民芸家具」の創立者池田三四郎氏が設計されたお店です。
茶褐色の重厚な家具が置かれ、静かに語れる喫茶店です。
菓子付きの「ブラウニーセット」をとってひと休み。
お店の中では、老年の品のある常連の方達が、静かに語っています。
この喫茶店は、左から入る「まるも旅館」の一部になります。
創業は、慶応4年の蔵造りの建物です。
お昼も近くなったので、「和食処 ひかりや ひがし」に向かいます。
道すがら、ビルも紅葉です。
120年前に建てられた、歴史的建築物 名門商家「光屋」 を改築したお店です。
予約時間に早かったので、お店の方が
右隣りの「仏蘭西料理 ヒカリヤ ニシ」の待合処に案内してくれます。
水辺に色とりどりの花を浮かべ、、室内は薄暗く、先に伸びる明るい庭園が
引き立つように造られた、贅沢な気品のある室内です。
壁には、「日本中の一流シェフの寄せ書きが書かれ」 お店への期待と品格がわかります。
予約していた、庭が綺麗な個室で、楽なテーブル席に鎮座します。
注文していたのは、「丸箱膳 十割そば付き」。
丸箱膳と信州奈川産の夏採り新そば(十割)のセットです。
信州蕎麦のつゆは、江戸前に比べて味が薄く、どっぷりと付けていただきます。
「丸木札の勘定札」も粋ですね。
タクシーを頼み駅まで戻ります。
会員も年齢を重ねたせいか、28回にもなると移動手段に気を使います。
駅では、旅行の前に皆さんから予約をしていただいた
限定の「松本城下町 おごっつお弁当」を駅弁売場に取りにいきます。
松本の味が100%詰め込まれたお弁当です。
つれあいの分も買ってお土産に、家に帰ってからも楽しめます。
お土産には、飯田屋の 「あめせんべい」 壊れやすくて持ち帰りに気を使います。
層ができ、上品な味で、皆さんから大好評です。
早い時間に新宿に到着です。
さて今年の行き先は、どこに決まるのでしょうか。
会員各位が、行きたい場所、泊まりたい宿を「神田 東園」に持ち寄って、
29回の旅が決まります。
数日後、姉さんから葉書が届きました。
「松本の旅」の写真、会計報告受け取りました
いつもお手数をおかけしております 有難うございました
旅の思い出が、よみがえり、ひとりでニヤニヤしながら拝見しました。
来年も皆様と一緒に楽しい旅をしたいと思っております。
喜んでもらえて 幹事冥利につきます。
最近の旅の傾向が、とんどん遠くになっているような
遠くになれば、体力面も辛くなります。
長老は83になりますので、行き先は吟味しお選びください。
年齢を重ねていくごとに、体験する事や・嗜好や・振る舞い・感性・考え方で、
人の生き方は変わっていくようです。
本質は変わりませんが、年々歳々進化するようです。
そのような生き方で、余生を楽しみたいですね。 願
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