てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

夏休みこども体験学習 2016.8.2

2016-08-02 21:46:48 | 日記
弟子屈町教育委員会主催「夏休みこども体験学習」の
進行役としてお手伝いしてきました。

弟子屈町内の子ども達が
弟子屈の仲間たちと一緒に、弟子屈の自然と文化にふれる
というこの行事
今回は、屈斜路湖畔での活動です。


和琴半島では森あるき

道東では和琴半島にのみ隔離的に生息しているミンミンゼミの声が聞けるのは、この時期の和琴ならでは。

なんで、ミンミンゼミはここだけにいるの?
それは、ここが火山で成り立って地面が暖かいから!

と、川湯エコミュージアムセンターのスタッフからお話を聞きます。


屈斜路湖には
ウチダザリガニという外来のザリガニが生息しているようだ。
釣り上げて、どんなのが生息しているかチェックしてほしい!

と、環境省川湯自然保護官事務所のレンジャーさんからの指令をクリアします。

釣ったウチダザリガニは、食材として丁寧に成仏させました。
(※同種は外来生物法による特定外来生物に指定されており、生きたままの運搬は禁止されています。)


午後からはアイヌ民族資料館に移動し
町の学芸員さんから、アイヌの暮らしについてのお話を聞いたり
アイヌ文様の切り絵づくりにチャレンジしました。
魔除けの文様だそうですので、お家に飾ってみてくださいね。



前日の大雨が上がって、何とも蒸し暑い日でしたが
大人も子どもも賑やかに楽しく過ごすことができました。
それにしても、弟子屈町内の自然・文化のスペシャリストが集結した豪華な顔ぶれ。
なかなか無い機会だったのでは。
毎年恒例になればいいなぁ、と願っています。

(はぎわら)

※行事の様子は川湯エコミュージアムセンターのブログでも紹介されています!
http://blog.goo.ne.jp/kawayu_emc/e/bfe0eacb5083c2e9bf8a6bb262862cc2