てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

林間放牧の結果

2016-10-17 16:11:59 | 原野のもりプロジェクト
9月に原野のもりで実施していた馬の「林間放牧」。
カラマツ林内のササなどを馬に食べてもらって、森のお手入れをしようというものです。

9月3日に行われた木育ひろばにて
参加者のみなさんとふれ合ったどさんこ馬の親子とポニー1頭が林内に放牧されました。
イベントの様子はコチラ



林間放牧の効果はいかほどに…と思いながら定点写真を撮っていましたので
その結果をどうぞ!

■2日後・・・最初は網目状にササが無くなっていき…



■3日後・・・ササの無い範囲がどんどん広がっていきます。



■6日後・・・どんどん広がっていきます!



■10日後・・・ササの茎が残るのみとなりました。



別地点からのビフォーアフターもどうぞ。

ビフォー


アフター

なんということでしょう!

いやぁ、正直なところ、こんなにきれいに整備ができると思ってなかったです。
今まで、刈払機で化石燃料を消費しながら汗水かいてがんばったあの労力はなんだったのだろうかと(笑)。

がんばってくれた馬たちは、今回協力して下さった「大沼流山牧場 Paard Musée」にすでに帰っています。
今度は、暴風雪や台風で倒れてしまったカラマツの搬出(馬搬)の作業。
今月末に実施予定ですので、近日ご案内いたします!

(はぎわら)