てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

身近な自然にふれてみよう!in水郷公園2017.4.29(土)

2017-05-09 13:39:21 | 日記
久しぶりの更新となりました。
年度末の報告書類作りや年度初めの打合せなどなど
地味~な活動が続いておりました。

さて、29年度始めは
町教委主催ふるさと講座の講師を務めてまいりました。

ここ水郷公園は、釧路川が蛇行して残した旧河道を利用し
周囲をぐるりと歩く散策路整備されています。
水辺に集う野鳥観察ができるなど、市街地にあるにもかかわらず
じっくり見てみると意外に自然観察が楽しめる公園なんです。

というわけで、参加者のみなさんとのんびりお散歩を楽しんできました。

まだ木の葉が茂る前のこの時期は野鳥観察が容易です。
盛んにさえずるアオジ、カラ類や、渡りの途中のキンクロハジロ、ヒドリガモなどの野鳥をみんなで見つけることができました。

双眼鏡を覗く時は、さらに先に民家がないことを確認しなければならないのは市街地での観察マナーですね。

そして水門にある水車。
みなさん気になっていた様子だったので同行してくださった役場職員に説明をしていただきます。
これから水門の開閉に使う電力を自前でまかなえるように目指しているのだそうですよ。

また、水郷公園の各所で湧水が確認できるのですが
ここの水門を通る水量は1時間に290tとのこと。単純に計算すると1秒に80ℓの水が流れ出しているようです。
こうして湧水が集まる水郷公園は冬でも凍らないのです。


最後に野鳥観察小屋にて、見られた鳥や野草の確認、皆さんの感想の共有などを行って終了。

これをきっかけに、水郷公園をより身近に利用できる方が増えますように。
また、こうして手軽に自然観察ができる場所は町内のあちらこちらにありますので
ぜひ皆さん足を運んでみてください!

(はぎわら)