てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

原野のもりの木育ひろば 2015.10.4

2015-10-08 16:44:58 | 原野のもりプロジェクト
今年度4回目の木育ひろば
ふりかえってみると、雨にあたることが多いのですが(雨でも問題ないのですが)
今回は、お天気の心配をすることなく爽やかに晴れました。

というわけで、はじまったのは「森のフロッタージュ美術館を作ろう」。
フロッタージュは、物の表面の凹凸を紙に写し取るものです。
10円玉など硬貨でやったことがある方もいるのでは…。
これを、樹皮や葉でやってみたわけです。

原野のもりは、主にカラマツの造林地ですが、広葉樹も案外まじってきているのです。
フロッタージュをすることで、何だか色々な種類があることがわかります。


最後にはカラマツ林内に紐を渡して、みんなの作品を飾り、「森の美術館」が完成しました!
風にそよそよ揺れる作品がなんとも素敵です。こうした森の空間利用もいいですね。



さて、この木育ひろば、いくつかの活動が同時進行されており
自分で選んだ好きな場に居てOKとしています。
誘いはしますが、無理に引っ張っていったりはしません。

「行かないよー」と、好きな遊びを見つけてくれれば、それでいいのです。


セラピーカフェは、今回も安定の癒しのスペース。
これからの時期にありがたい、自然の香りを使った保湿クリーム作りや
マッサージも受けることができます。
子どもたちが遊んでいるのも窓から見えるので、親も安心できる距離感です。




その他いろいろ…

親子で一緒に薪割り、いいですね!


薪割りをしようと丸太をどかしたらミミズがいたぞ。


ユキムシが飛んでいたので
この虫はだなぁ…と、この時期に越冬のためヤチダモの木に引越しするウンチクを語っていたら

「ここにいっぱいいるよー」と子どもたち。
そうそう、それ。語る必要はなかったかもしれませんね…。




毎回欠かさないのは「たき火」。
せっかくあるので、美味しいモノでも作りましょう。
定番の棒巻きパン


ありがたいことに差し入れも豊富でした
地元産のとうきび。
皮ごと焼いても美味しいですよね。


お、これは…


燻製タマゴでした。

美味しくいただきました。

お昼すぎからは、マシュマロも焼いてみたりで
なんだかずっと食べていたような(笑)
トドメには焼きリンゴです。



今回も、のびのびと森の時間を過ごすことができたのでは。
参加のどなたかが子どもに言っていた「ここにいると、怒られないもんねー」の一言。
森の中などの外遊びって、子どものやりたいことに対して懐が深いように思っています。
親もリラックスできて、子どもも目いっぱい遊べる場作り。
これからも、皆さんと進めていきたいところです。

次回は、1月24日(日)。
雪が(適度に)しっかり積もっていると見込んでいます。
また近くなったらご案内します。

(はぎわら)

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