安易に考えてはいけない

みなさん、こんばんは。

今日は真冬並みの寒さでしたね。もう11月も下旬になるわけだし、当然と言えば当然な感じでしょうか。

さて、今日も昨日に引き続き、本の紹介です。

「資産フライトの罠」著：香港インベストメント取材班　宝島社新書

最近流行の海外投資に関し、解説している本です。ちなみに批判本ではありません。

内容は、香港のHSBC（香港上海銀行）の口座開設が流行っていて、東日本大震災以後は特にその傾向に拍車がかかっていることから説明し、数々の失敗例、詐欺などを指摘している本です。

上っ面の情報だけではわからないことも、そこそこ掘り下げて説明しています。

実務的には、もっといろいろあるとは思いますが、本としたらここまで掘り下げているのは、中々のものです。

結論は安易に海外口座の開設はするな！ということです。ここでも、投資の基本原則である「自己責任」を謳っていますし、わからないことはとことん聞き、理解できなければ投資しないということなのだと感じました。

それに、海外商品の解説も、メリットだけでなくデメリットについても行っているので、良心的だとお思います。

海外投資を考えている方の入門書にはおススメです。

それでは、今日はこの辺で。また、明日！