癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

うまくいっていない時こそ、その人がわかる

2013-03-14 18:16:15 | 本の紹介・書評

みなさん、こんばんは。

今日は朝からどんよりとした空模様で、肌寒い一日でした。ここ最近、暖かかった日が続いたので、より寒さを感じました。

さて、今日は小説の紹介です。

『東の海神 西の蒼海 十二国記』著:小野不由美 新潮文庫

十二国記シリーズの一作。この作品の主人公は、延王尚隆と天命により王を選び、一生仕えることを誓約した麒麟の六太です。

荒れ果てた国の雁(えん)は、延王の即位により、ようやく緑を取り戻しつつあったが、雨季の前に治水が進まず、州候(地方の官吏)のうっぷんがたまっていた。ある州候が、権限を奪うため、六太を誘拐することにより、物語がクライマックスに向かっていくという感じです。

最初、正義は州候にあるように見えているのですが、だんだんと情勢が悪くなっていき、民のために立ち上がったのに、それすらも見失って、最後はそそのかされたという始末。

この物語の展開において、人間描写がとてもよく描かれており、あらためて悪い時にこそ人の本性が現れると感じましたし、一方で、事をなすには、なすべきことをなし、段取りを踏まないと、ひとっとびというわけにはいかないのだと感じました。

なので、経営者とかチームリーダー的な役割を担う人たちに、おすすめかと思います。

それでは、今日はこの辺で。また、明日!

 

 

コメント
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