経営は失敗から多くのことを学べる

みなさん、こんばんは。

今日は3月並みの気温と予想されましたが、風が強かったので、そんな風には感じませんでした。

さて、今日は久しぶりに本の紹介です。

『経営の失敗学』著：菅野寛　日本経済新聞出版社

大手外資系コンサルティング会社の経営陣出身で、現在は一橋大学に所属されている方が書かれて本です。

この経歴を見ると、理論先行の小難しい本だと思われがちですが、実際は事例が多く、平易な説明でわかりやすい良書です。

本書の主張は、成功に法則はないが、失敗はある程度パターン化できる。同質化による価格戦略と異質化による失敗可能性について、どうしたら良いのか等を詳しく説明されています。

結構、読み応えがあるかと思いましたが、平易な説明と事例の豊富さにより、『なるほど～』と思う箇所が多々あり、ビジネス書としては久しぶりの良書だと思います。

本書の中で、「当たり前のことを、当たり前のように実行する」的な意味のことを主張していますが、身も蓋もないのですが、とても納得してしまいました。

あれやこれやと、やらない理由や、できない理由を上げて、何も進まないということが、結構自他ともに大気がするのは、私だけでしょうか・・・・。

それでは、今日はこの辺で。また、明日！