みなさん、こんばんは。
今日も寒かったですが、徐々にその厳しさが和らいでいると感じるのは、私だけでしょうか。
さて、今日は本の紹介です。
先週、九州出張もあって、飛行機の中で読める本、ということで、文庫本を買いました。
勾玉三部作をはじめとする、児童文学の大家ですが、大人も楽しめる物語を多く書かれている作家さんの本です。
舞台は平安時代。平氏と源氏がせめぎ合う、平安の末期で、源平はもちろん、貴族や皇族方をも巻き込んだ歴史ファンタジーです。
こう読むと、女性向と捉えられなくもないのですが、読み始めると、ラブストーリーではあるものの、物語の帰結へ向けての展開に、知らず知らずの内に、惹きこまれていきます。
主人公の草十郎は10代後半と言ったところもあって、若さが全面に出ますが、成長していく姿は、感慨深いものです。
「ファンタジーなんて」と毛嫌いする方にこそ、ぜひ読んでほしい作品です。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!