みなさん、こんばんは。
今日も昨日同様、とても寒い一日でした。寒さに体が慣れていなので、堪えますが、平年ならこの程度の寒さは当たり前なんですよね。
さて今日は、本の紹介です。
先日読んだ、『東大読書』におススメ本として紹介されていたので、買ってみました。
政府によって事実が塗り替えられ、市民たちも、お互いに監視しあう、超管理社会という、架空のお話です。
主人公は、40手前の男性ウィンストン・スミス。
反逆を企てようなどと言う、気概や信念はないものの、この状態自体がおかしいと感じつつ、生活をしていて、そのもやもやとしたものを、日記と言う形で、アウトプットする・・・、その後の展開は、目まぐるしく変わり、と言った感じで、物語は進んでいきます。
タイトルにも書きましたが、読後感はとっても悪いのですが、それも作者の意図するところなのでしょうから、作品としては秀逸だし、何よりベストセラーとして、長年読み継がれていないという、証左なのだと思います。
フィクションとしてよりは、現代社会への警鐘と言う意味も込められており、考えさせられる作品です。
それでは、今日は、この辺で。また、明日!