えっ、みんな多重人格なの？

みなさん、こんばんは。

今日は、比較的暖かな陽気でした。春も近いですね。

さて、今日は本の紹介です。

パーソナリティ・ホイール
～あなたの中の複数の「わたし」を発見する～
著：リタ・カーター　訳：渡会圭子
ランダムハウス講談社　1,890円

最初に本屋で見たときは、なんとなく、自己のパターン分析系の内容なの
かと思い、気軽に購入しました。

読み進めると、びっくり
人間というのは、多重人格であると。

え～っ、多重人格って、犯罪のニオイがするイメージありますよね。
それが、みんな多重人格者だなんて、驚きです。

でも、よくよく読んでみると、ひとつの人格だけでは対処できない事象が
あるので、その必要性から違う人格が芽生えるらしいです。

本の中では、そのことをわかりやすく説明していましたし、複数の人格
が存在する証拠に、占いを使ったアンケートにより証明しています。

具体的には、あるグループに星占いを見せた場合の感想と、先に見せた
星占いを、ひとつづつずらした場合の感想を見比べると、ほぼ同様の内容
だったそうです。

これは、星占いがいんちきという話しではなく、人格がひとつではない
という、明らかな証拠のようです。

誰しもが、親の顔、仕事の顔、夫の顔、妻の顔、友人の顔・・・などと、
その立場によって、考え方や行動が違ってくるものです。
思い当たるフシ、ありますよね？

これらが、ひとつの人格ではなく、複数に分かれていると考えれば、
納得のいくことが多いと思います。

また、人格にも、メジャー人格とマイナー人格があるそうで、それぞれの
人格同士で駆け引きがあったり、それを調整するワイズフレンドと
呼ばれる人格もあったりで、かなり複雑なようです。

じゃぁ、これをどうしたらいいのか？という答えが、この本には詳細に
書かれています。簡単に言うと、ネガティブな人格と対話をしたり、
するそうです。

ただ、エクササイズは細かいので、ご興味のある方は、是非この本を
購入されることをオススメします。

みなさんの中には、いくつの人格が形成されているのでしょうか？