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意思による楽観のための読書日記

漂海民 羽原又吉 ***

漂海民とは、本書によれば1.土地・建物を陸上に直接所有していない。2.小船を住居にして一家族が暮らしている 3.海産物を中心とする各種の採取に従いそれを販売、もしくはノン産物と物々交換しながら一か所に長くとどまらず、一定の海域をたえず移動している。

親・子・孫すべて海に生まれ波にゆられながら、一生を船の上に送ってきた漂泊漁民をとりあげ、アジア各地の漂海民と比較しつつ、海に生き漁村を開いてきた彼らの足跡をたどる。漁業史・漁民史の一側面として興味深く、またアジア民俗史を考える上で、貴重なデータが盛りこまれている。

目次
1 漂海民とはなにか
2 漁業はいかに発達したか
3 漁民の移動
4 アマとその移動
5 アマと家船との関係
6 瀬戸内海の家船
7 九州の家船(付、沖縄)
8 南海の漂海民
9 珠江の蛋民

 

↓↓↓2008年1月から読んだ本について書いています。

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