以前一枚板テーブルをDIYした。その際、幅3cm、長さ10cmほどの節穴があり、これも味になると考えて使っていたが、妻が「虫が出てきそうで気持ち悪い」と言うので埋めてしまうことにした。
厚みが7cm-8cm程もあるので、二液エポキシ樹脂レジンを使うことにして、amazonで購入し、説明書を読んだ。
Amazonによる説明書きは次の通り。
「【高品質の樹脂】エポキシ樹脂は透明で安全で、BPAがなく、毒性がありません。高度な耐紫外線性により、より耐久性があり、黄変防止効果があります。正しく操作すれば、実質的に気泡がありません。
【5〜10cmの注入深さ】二液性レジン液の注入深さは5〜10cmで、ボイドフィリング、ディープキャスティング、アートプロジェクト、ディープレジンモールドに適しています。 リバーテーブル、ライブエッジテーブル、ジュエリー、サービングボードなどに最適な素材。
【明確な指示で使いやすい】2:1の混合容量比は操作が簡単です。アートワークを作成するための作業時間は4〜8時間です。20~25℃の温度で48~72時間で完全硬化(樹脂の厚さと室温による)。
【色の統合が簡単】レジン液は、マイカパウダー、レジン着色剤、アルコールインクとよく混ざり合い、アートワークを魅力的で美しいものにします。」
【5〜10cmの注入深さ】二液性レジン液の注入深さは5〜10cmで、ボイドフィリング、ディープキャスティング、アートプロジェクト、ディープレジンモールドに適しています。 リバーテーブル、ライブエッジテーブル、ジュエリー、サービングボードなどに最適な素材。
【明確な指示で使いやすい】2:1の混合容量比は操作が簡単です。アートワークを作成するための作業時間は4〜8時間です。20~25℃の温度で48~72時間で完全硬化(樹脂の厚さと室温による)。
【色の統合が簡単】レジン液は、マイカパウダー、レジン着色剤、アルコールインクとよく混ざり合い、アートワークを魅力的で美しいものにします。」
BPAとはビスフェノールA、ウィキペディアによれば、「有機化合物で白色の固体であり、有機溶媒に溶けるが水には溶けにくい。一般には粉体であり、粉塵爆発を起こすことがあるため扱いに関して注意が必要。2つのフェノール部位を持っており、ポリカーボネートやエポキシ樹脂をはじめ、さまざまなプラスチックの合成に使われている」とのことで注意が必要。それが含まれていないということ。さらに耐紫外線なので、太陽光で急激に固まったり劣化しにくい。硬化には2-3日必要なので、ゆっくり慎重に作業すれば硬化プロセスで気泡ができにくく、ちょうどいま頃の季節に作業するのが作業効率が良い。一枚板は7-8cmの厚みがあるので、2-3回に分けて固めれば良さそうだということ。
作業としては、テーブルは室内に設置したままで、穴の下側を液漏れしないような硬めの板状のもので塞ぎ、下から支えながら作業ができそう。どうしてもできる隙間を埋めるためには、最初の充填で薄い膜を作って硬化させた上で、2回ほどの充填作業でできるのではないか、と考え合計3日間の作業計画を建てた。
結果として3回に分けて充填・硬化を行い、うまくいった。硬化時間が4-8時間と記載されており、二液を250ccのペンキ液容器に入れてよくかき混ぜ、6時間経過後に粘度を確認しながら節穴に充填、その後12時間ほど待機し、二回目、三回目を充填。一回目は液垂れを防ぐための最下層の膜作り、一晩で固まった、と思ったが次の日に確認すると数滴ほど液漏れ。下に敷いてあった受台の上に落下したため、被害はなかったが、念には念を入れておくことが重要である。二回目は節穴の容積を探るため150ccほどの充填。これも24時間ほどで程々の硬化が得られた。三回目の充填では液は表面ギリギリまでとし、表面張力の有無を見たがほとんど見られないため、これ以上の充填を止めこれで良しとした。三回目の充填液は150cc、つまり節穴の容積は約300ccほど。その後収縮と少し(数滴)の液漏れもあり表面が3mmほど凹んでいるが、使い勝手としては問題ないと考えた。
エポキシ樹脂レジン説明書は英語だが、容易な文章なので問題ない。購入したエポキシ樹脂レジンは3.1kg、まだまだ液はあるので、使いみちを考えては楽しんでみる。