*****必読****推奨***良書**ウーン*XX
江戸文化評判記 中野三敏 ****
江戸文化に魅せられた筆者が、興味が尽きない江戸時代の文書から読み取れる主に文芸、絵画、思想などの分野に関するおもしろネタを披露した一冊。江戸時代の文化を鑑賞、評価するためには、大ま...
おくのほそみち 芭蕉・蕪村・一茶 名句集 日本の古典を読む20 ***
俳諧は、遠くは和歌、その後連歌を経て江戸時代に文芸として隆盛を極めた。江戸時代の文化を前期(17世紀)、中期(18世紀)、後期(19世紀)と分けて鑑賞してみる。17世紀の江戸文化と...
江戸ー平安時代から家康の建設へ 齋藤慎一 ***
江戸のまちは平安時代にその端緒がありそうだ。此地の支配者は埼玉県北部に根拠地を持つ秩父平氏であり、その後は畠山、河越、葛西、豊島氏などが鎌倉御家人となっている。清盛政権下では四男の...
日本書紀(上・下) 風土記 日本の古典を読む2,3
日本書紀は天地開闢、神代の時代に始まり、持統天皇11年までの歴史を描く。第一巻二巻が神代、第三巻以降神武に始まり概ね天皇一人に一巻が割り当てられる。漢字自体の使用は5世紀以降と考え...
江と戦国と大河 日本史を「外」から問い直す 小島毅 ***
帯に「伯父は信長、義兄は秀吉、義父は家康、夫は秀忠、息子は家光、娘は天皇の母」とある。お江は信長の妹である市の産んだ三女で、秀吉の弟に嫁ぎ、その後家康の息子秀忠に嫁いで、家光となる...
雨月物語 冥途の飛脚 心ぢゅう天網島 日本の古典を読む19
上田秋成は二作の浮世草子を明和三年(1766年)に書き、明和五年から八年をかけて「雨月物語」を著したという。本書ではその中から、菊花の約...
中世日本の予言書ー<未来記を読む> 小峯和明 ***
本書に予言書として登場するのは「野馬台詩」、梁の武帝に命により宝誌和尚が作成したとされる。日本には遣唐使で中国にわたった吉備真備が持ち帰ったとされる。真備は717-735年にかけて...
世間胸算用・万の文反古・東海道中膝栗毛 日本の古典を読む18
出版がビジネスとなるようになったのは日本では江戸時代、寛永年間1620年代に、版画のように版木に文字や絵を彫りつけて刷る印刷技術により大量印刷が可能となったことによる。多くの消費者...
風姿花伝・謡曲名作選 日本の古典を読む17 ***
観阿弥と世阿弥親子により芸能の一大分野として確立された猿楽・能は、将軍義満により評価され保護育成された。1333年生の観阿弥は大和の多武峰付近で活動していた山田猿楽の美濃太夫の養子...
大奥の奥 鈴木由紀子 ****
大奥が幕政に大いなる影響力を持っていたことを多くの事例で示す一冊。徳川将軍家では大奥、諸大名では奥向もしくは奥御殿、大奥ができたのは江戸城本丸の修築がほぼ完成した1606年で、秀忠...