地方競馬の祭典、JBCに開催の危機
社団法人ジャパンブリーダーズカップ協会(吉田勝己会長)は、大井競馬を主催する特別区競馬組合に対して、今年秋に大井競馬場で予定されている「第7回JBC競走」への支援を中止する旨の通知を行った。
これは生産地が反対している「現役外国馬の導入」を同競馬が認めたことに対する抗議の一貫であり、これにより生産地が負担している賞金の一部と、同協会が商標登録を行っている競走名「JBCクラシック」「JBCスプリント」及び「ロゴマーク」が使えなくなる。事実上、今秋の「JBC競走」の実施は困難になった。
まーたくだらんことやってるなー。
なんでダメなのさ?
保護ってわめくけど、内国産が強くなった(っつってもサンデー系主流だから内国産ってことに違和感感じてますけどw)と言われているのに勝つ自信ないのかな。
天下の社台様が中心にいるでしょうが。
(吉田勝己会長って書いてるからこの協会の中心は結局社台でしょう)
生産者の保護を謳うのは、社台関係者がやっても違和感しか起きないんですよねー。
今の生産者ランキングとかホント社台グループの独占だもの。
会長を日高とか大変なエリアの牧場関係者にすればまだ筋が通るというか、話としてもなんとなくわかるんだけど。
あんだけトップ独占状態にあるところの人が先頭に立ってそんなこと言ってもなーって気がしません?
吉田勝己会長が協会員の圧倒的多数の声に負けたのかどうかまではわからんから、そこは考慮すべき点か。
どうすんだろ、こういうときはまた協賛で関口オーナーが動くんだろうか?
この人の動向もしばらく注意すべきなんだろうね。
ただ、ロゴと名称が使えないっていうから、仮に何らかの方法で開催にこぎつけたとしても、その点の代替案は必要。
頭の固い連中は名前が違うってだけで交流GⅠ(グレード制の問題からどうなるかわかんないですが、とりあえず状況はっきり確定するまでまだこの表記を使うってことでご理解ください)って認めないかも。
こういうことで、また地方競馬が危なくなるってことわかってんのかな。
JBCクラスのレースをやらなかったら、売り上げの大損失ってことくらいはハッキリわかるでしょう。
それは、ひいては馬を走らせる環境が減る可能性が高まるわけで。
競馬場が潰れて環境が減るってことは、馬を生産しても意味無くなる割合は増す。
そしたら生産者だって廃業せざるを得なくなる可能性は十分にあるわけで。
結局最後に自分達のところにツケが回ってくるって気付いてるんだろうか。
もう少し長期的に考えるべきじゃないかと思います。
結局さ、日本競馬って鎖国感強いんだよ。
一昔前は○外馬や持ち込み馬がめちゃくちゃ強かったりしたってのも影響してるかも。
それで国際パートⅠだのなんだの言ったってたいしたこと無いじゃん。
意識改革甘かったんじゃないかねぇ。
地方競馬はパートⅠ適用範囲なのか範囲外なのかどうもハッキリしない(範囲外なら「G」は気兼ねなく使えるはず)んだが、下手するとここで弊害が生じかねない気がしてます。
JBCは生産者主導ってことも忘れちゃいけないんだが。
生産競争をして、自分達の生産のレベルアップをはかるという点でもプラスになると思うんだけどなぁ。
色々ブログ見てると、「地方競馬の祭典」なんだから海外馬認めるなって案もちょこちょこ見たんだけど、じゃあ現状として中央所属の馬がバシバシ勝ってるということにはどう意見するんだろうか?
今まで1度たりとも地方馬並びに地方所属騎手の勝利が無いという現実がある。
これじゃ「地方競馬の祭典」じゃなくて、「中央勢のちょっとした遠征レースの1つ」ってほうが妥当ではないか。
去年、ジャパンダートダービーに関して、各地のダービー勝ち馬を集める(結局全勝ち馬の出走にはならなかったけど)って企画があったが、このほうがよっぽど「地方競馬の祭典」にふさわしい気がする。
勝ち馬は中央のフレンドシップ(栗:角居厩舎)だったけどさ(苦笑
この支援中止措置は今回の大井だけでって話らしいです。
来年からは支援再開するらしいけど、なんかイヤだ。
どんなキレイごと言っても結局はファンのためじゃなくて自分達の利権のためっていう雰囲気がひしひしと。
客離れが進んで、終いにゃほとんど潰れてるっていう道に進まないようにだけは祈ってる。
1人の競馬好きとして。
↑予想だけ書いてその結果に一喜一憂というスタンスは俺は取りたくない。ちゃんと問題も考えないとその楽しみすら失われるかもしれないから。