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イスラエル、国連事務総長を入国禁止に

2024年10月07日 16時38分35秒 | 一言
 「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」。ラテン語由来の外交用語は、派遣された外交官を受け入れない場合や追放する際に使われます。このほど国連事務総長をペルソナ・ノン・グラータだと入国禁止にした国が現れました。
 イスラエルです。イスラム組織ハマスの越境攻撃で始まったガザ侵攻から、きょうで1年です。殺りくと飢え、生きる希望を奪われ続けたガザの人々の苦しみを一刻も早く終わらせたい。しかしイスラエルの攻撃は隣国レバノンにも広がり、中東の緊張は高まる一方です。
 レバノンへの地上侵攻を受けた、イランのイスラエルへのミサイル攻撃。安保理でグテレス事務総長は「停戦が絶対に必要だ」と訴えましたが、イラン批判がないと反発したのがイスラエルでした。
 ほどなく安保理はグテレス氏の全面支持を表明。「中東の緊張が高まる中、事務総長や国連が関与しない決定は逆効果」(報道機関向け談話)だと国連業務への妨害を戒めました。
 昨年10月に「ハマスの攻撃は無から生まれたわけではない」と述べ、イスラエルによる長年の占領、入植地拡大、経済封鎖の問題を指摘していたグテレス氏。イスラエルのガザ軍事作戦に対しては、国際司法裁判所がジェノサイド(集団殺害)行為を防止せよと命じました。
 国際社会は、国際法や国際人道法を守れと声を強めています。今週末は世界で「即時停戦を」と街頭デモが繰り広げられています。「ジェノサイドをやめろ」「パレスチナに自由を」と。


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