田村委員長、総選挙応援の市民と懇談
市民運動の若者やSNS発信などでともに総選挙をたたかった人に、来夏の参院選に向けて率直な意見を聞こうと17日、田村智子委員長との懇談が、日本共産党本部で開かれました。参加した人からは「日本共産党の魅力を伝えるためにともに力を合わせたい」「権力の暴走を止められるのは共産党だ」などの意見が出されました。
冒頭に田村委員長は、総選挙によって自民一強は崩れたが、それに代わる新しい政治の形はいまだ定まっておらず、国民が新たな政治を模索する過渡期に入ったと強調。「大局的に捉えれば、米国言いなり、財界優先からの脱却など私たちが示した方向に進まざるを得ないが、逆行や暗転もありうる。党内外から丁寧に意見を聞き、今後に生かしていきたい」と語りました。
SNS発信などに関わった人は「1を聞いたら100返ってくる点など共産党への信頼は大きいが、政策をどうかみ砕いて表現するのかが悩ましかった」と指摘。別の人は「さまざまな運動との近さは他党にない共産党の魅力だ。そこをもっと生かしていきたい」と述べました。
数年前からJCPサポーターなどでともに選挙をたたかってきた人は、政策を語る際に、労働者や市民の実態とかみ合わせて語ることがいっそう必要だと強調。「共産党は本来、どの党よりも実態をつかんでいると思う。その財産をもっと生かすべきだ」と話しました。
ほかの参加者からは「市民の声を聞く身近な政党だともっと可視化できるとよい。見栄えと合わせて泥臭いところがもっと必要ではないか」「安全保障について威勢のいいことを言う党を支持する人も多い。平和外交の政策や感覚がもっと共有されるといい」などの意見がありました。
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