人口減少、地方創生が話題にのぼらない日はないくらい、
日本全体でも、各自治体の現場でも大きな課題になっているこの頃。
日本創成会議が発表した消滅可能性都市のナンバーワンにランクされた
南牧村からのニュースが入ってきた。
若年女性減少率が89.9%・・・
現在の人口2423人が、2040年には626人に・・・
この予測に反発した村の若い人達が
農家レストランを起こし、古民家の修復に取り組み、
南牧村の維持、存続のために、立ち上がった。
そして、それを応援したいという都市で暮らす人々との関係が築かれ、
この度、「南牧村サポーターズ倶楽部」の設立総会が開かれることになった。
Iターンした若者が計画している農家カフェに、トヨタ財団の助成も決まったらしい。
* * *
先日、四万十市の旧3町で運営している四万十川桜マラソンに参加した。
折り返して、出発地点に戻ってくるコースが一般的だけれど、
四万十川を42キロ下っていくというコース。
かつて、川の流域を中心に、人の暮らしが築かれ、集落ができ、繁栄してきた村々が、
「クルマ」という手段を得て、より便利な場所へと人は移動し、
川、山、平野(田畑)という地の利をを活かした暮らし方・働き方から、
自然さえも人工的に変えてきた現代社会・・そんな変遷を感じる、走る旅だった。
走りながらも、集会所などの前に集まって、応援してくれる地域の人たち、
おっちゃん・おばちゃん達と、ちょっとした会話をしたり、
抜きつ抜かれつ一緒に走った地元消防団の人や、
ゴール会場で、しょうがたっぷり具沢山の豚汁をふるまっていた地元商工会青年部の人たち、
から感じたのは、やはり地元愛、
そして、ある意味、意地のような「(都会に)負けてたまるか」みたいな心意気。
* * *
日本全国で、
大好きな地域をなんとかしようと、
たくさんの人たちががんばっている
この本の中でも紹介されている、小さな取組みの1つひとつが、
なんだか愛しくて、感激して、泣けてくる。
* * *
「マス広告の時代の終わり」
「共感主義」
等々言われる今、
地域でキラリと光るものを、
どう育て、プロデュースしていくか。
三原でも、しっかり考えていかなくては!
と思っています(^^)
ジェイン・ジェイコブズの
「発展する地域 衰退する地域 地域が自立するための経済学」は、
農村と都市の経済的な関係性とその変遷や、
地域性に着目した経済の発展・衰退の鍵など、とても分かりやすく、
地方創生を考える人には、必読書だと思います。
日本語版の出版が1986年ということにも驚きです。
日本全体でも、各自治体の現場でも大きな課題になっているこの頃。
日本創成会議が発表した消滅可能性都市のナンバーワンにランクされた
南牧村からのニュースが入ってきた。
若年女性減少率が89.9%・・・
現在の人口2423人が、2040年には626人に・・・
この予測に反発した村の若い人達が
農家レストランを起こし、古民家の修復に取り組み、
南牧村の維持、存続のために、立ち上がった。
そして、それを応援したいという都市で暮らす人々との関係が築かれ、
この度、「南牧村サポーターズ倶楽部」の設立総会が開かれることになった。
Iターンした若者が計画している農家カフェに、トヨタ財団の助成も決まったらしい。
* * *
先日、四万十市の旧3町で運営している四万十川桜マラソンに参加した。
折り返して、出発地点に戻ってくるコースが一般的だけれど、
四万十川を42キロ下っていくというコース。
かつて、川の流域を中心に、人の暮らしが築かれ、集落ができ、繁栄してきた村々が、
「クルマ」という手段を得て、より便利な場所へと人は移動し、
川、山、平野(田畑)という地の利をを活かした暮らし方・働き方から、
自然さえも人工的に変えてきた現代社会・・そんな変遷を感じる、走る旅だった。
走りながらも、集会所などの前に集まって、応援してくれる地域の人たち、
おっちゃん・おばちゃん達と、ちょっとした会話をしたり、
抜きつ抜かれつ一緒に走った地元消防団の人や、
ゴール会場で、しょうがたっぷり具沢山の豚汁をふるまっていた地元商工会青年部の人たち、
から感じたのは、やはり地元愛、
そして、ある意味、意地のような「(都会に)負けてたまるか」みたいな心意気。
* * *
日本全国で、
大好きな地域をなんとかしようと、
たくさんの人たちががんばっている
この本の中でも紹介されている、小さな取組みの1つひとつが、
なんだか愛しくて、感激して、泣けてくる。
* * *
「マス広告の時代の終わり」
「共感主義」
等々言われる今、
地域でキラリと光るものを、
どう育て、プロデュースしていくか。
三原でも、しっかり考えていかなくては!
と思っています(^^)
ジェイン・ジェイコブズの
「発展する地域 衰退する地域 地域が自立するための経済学」は、
農村と都市の経済的な関係性とその変遷や、
地域性に着目した経済の発展・衰退の鍵など、とても分かりやすく、
地方創生を考える人には、必読書だと思います。
日本語版の出版が1986年ということにも驚きです。
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