the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

不燃物処理工場の更新:平成30年度決算反対討論

2019-12-04 06:10:13 | 不燃物処理工場
続けて書いている不燃物処理工場30億円更新問題。

3月に契約がすんで、
着々と土地造成工事が進められています。

問題だらけで強引に進められてきたけど、
結局みんな忘れてしまう。
しつこく追及するのは私だけになってしまったけれど、
おかしいことはおかしいと言い続けたい。

9月定例会の決算委員会(委員会開催は10月)で質疑を行い、
12月定例会の本会議で、H30年度決算の反対討論を行いました。

不燃物処理工場のスレッドはこちら
https://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/c/d2b164e4b59a7e422c4d1cd91e7a7b36

-------
私は、議第39号 平成30年度三原市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論致します。

平成30年。豪雨災害の年の決算です。

決算書に並ぶ、たくさんの数字は、それ自体は、無機質なものですが、豪雨災害の被害の大きさ、被害を受けた方々の悲しみ、やるせなさ、 被害の対応に奔走してきた職員みなさんの苦労、様々な形で寄せられた寄附の温かさ、無機質な数字が、昨年のいろんな場面を思い起こさせる、決算書でした。

財政面での課題は、多くあるものの、四苦八苦しながらのやりくりの結果を、否定するものではありません。

しかし、平成30年度一般会計歳入歳出決算を認定することは、できません。

理由は、三原広域市町村圏事務組合に対して、拠出する、不燃物処理工場の負担金です。

資源ごみなどの中間処理を行う不燃物処理工場の建て替えについて、杜撰な対応と軽率な意思決定が繰り返されてきており、再三にわたり、問題を指摘してまいりました。

今年2月、総合評価一般競争入札方式により、落札候補者が選定された際には、入札手続きの流れが、技術提案プレゼンテーションや開札が行われる当日に、突然変更になり、落札されなかった事業者から、「公平性・透明性に疑義がある可能性」という趣旨の文書が、議会に寄せられました。

今年3月の予算委員会の質疑で明らかになったのは、
・入札手続きの流れが、当日、突然、変えられたこと
・入札の公正性を担保するための外部評価者である特別審査委員(2名のうち)お一人が欠席の日程で行われたこと
でした。

この度の決算委員会では、加えて、次のことが明らかになりました。

・6人の審査員が前もって、それぞれ行う事前採点は、お互い共有しないことが決定されていたが、審査会当日の資料として、配布されたこと

・総合評価審査の支援業務を委託していたコンサルタント会社を、審査会に同席させなかったこと

・審査会の議事録を作成していないこと

・広域市町村圏事務組合が、30億円規模の事業者選定の審査会の議事録をつくっていないことを、三原市として問題とは考えていないこと

です。

審査員6人のうち、5人が、選定モレとなった事業者の採点を、当日、引き下げ、審査員6人全員が、落札した株式会社協和エクシオの採点を、当日、引き上げており、それら変更があったものには、プラントの性能や技術的な項目も含まれます。

技術面でのアドバイスを受けることになっていたコンサルタント会社が同席しない審査会で、応募2社から、どのような説明を受け、どのような質疑が行われた結果、そのような採点の変更があったのか、客観的に確認、証明できるものは、審査会の議事録です。

入札参加業者から、公平性・透明性について、指摘を受けたにもかかわらず、広域市町村圏事務組合に対して、負担金を出資する立場にある三原市が、組合の杜撰な事務、議事録を作成していないことを、問題と受け止めていないことは、市民の信頼を損なうものです。

採算の指摘、抗議をしてきましたが、杜撰な対応と軽率な意思決定を繰り返す広域市町村圏事務組合、それを容認する三原市の決算を認定することはできません。

以上、反対討論といたします。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« みんなで知ろう!語り合おう... | トップ | 話そう!「私と図書館」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

不燃物処理工場」カテゴリの最新記事